春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

河童、慈光寺の記憶袋に踊らされる。今日は花。

2024-04-20 10:18:04 | Extra


👇坂東札所9番、慈光寺の観音堂


と・・・ここでピタリ、
パソコンキー打つ指が
止まっちた
坂東札所8番、埼玉県都幾川の慈光寺さん。
記憶袋の紐が突然、ほどけ、
ここの札所は、この近在、小川町の紙すきや、
都幾川の建具...金に糸目をつけなければ、和式障子の骨組みな
保存したい工芸の礎を作ったのが、慈光寺という記憶。
慈光寺をクローズアップするには、観音様だけではない、
うん‥‼
今日20日、明日にかけて、この近在の散策と決めてた。
のに・・・いきなりの腰痛が再発、今朝のこと。

で、散策を諦め、札所・慈光寺の投稿もあきらめ・・・‼

腰痛、ここ何十年も経験しなかった・・のに、年取ったか・・
若かった頃の経験が今役立つ、いい塩梅も、
翁草👇も実になれば、優艶なロマンスグレーになると、

慰め・・・腰痛気にせず、朝からごろごろ・・









👇山女の花


👇爪楊枝も日本のどこかでは、パイナップルから生えるらしい・・


👇花韮




👇紫陽花



👇山吹フェチ・・うん ‼  八重は特に・・
味噌なら、信州小諸の昔ながらの山吹
、これは私には絶品・







👇 う~ん ?



👇渓流、湿地辺り、水がなければ困る河童に似て、
陽差しが苦手の九輪草👇
河童と違うのは暗所でも存在感、際だち・・ ‼



腰が治りますようにと
半紙で絵馬
壁に貼り付け

よっこらしょっと
空になった鮭茶漬けの茶碗でも
片付けましょうか

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鐘撞けば、星降る降る、星谷寺。神奈川県座間市。

2024-04-17 07:40:31 | 坂東札所

厨子は午年の10月18日にしか開けてはならない
きっちりと御開帳日を守る。
座間市坂東札所8番、星谷寺..
しょうこくじ..
星影が見面に映り、暗い夜道も、白昼の様だと、

里の人たちが言った。

古木の根洞にいる観音様の声の様だ、
里山の人が聞いてた声は、法華経読誦する行基さんだった・・






きっちり、白く、幾何学模様の寺域は、現代的。
黒ずむ白木の建物が好みの私には、ちと、
寺院巡りの気勢をそがれてしまった。




けど・・・堂宇の中に入って、
すっかり気に入ってしまった。

















👇1227年の東日本では最古の鐘、
撞木で打つ撞座が一カ所..ほとんどの鐘は2ヶ所..と、
云うのも、珍しいという。
鎌倉期には、鐘の音が響いていて、繁栄ぶりが伺えます。






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消えた梵鐘。長谷寺 ❷-❷ 坂東道・神奈川県厚木市。

2024-04-15 06:39:04 | 坂東札所


源 頼朝公が秋田城介義景に命じて造営された観音堂
再建された年代は18世紀中期と推定されます




内部の、内陣と外陣は格子戸によって結界されています 




密教本堂式の本堂に存在を示す、
軒の重さを支える斗栱..ときょう...
必要以上に長い格調高い、デザインは宮大工の粋さ・・
長いのは、ここ長谷寺だけではありませんが、
坂東札所では ここだけだったと記憶してます。






長谷寺の梵鐘、
身体の芯をゆする鐘の音は、
病に伏した人さえ、病が消えていくようだと・・
そんな梵鐘、坊さんが朝夕の鐘突きを忘れてしまった。

雷が轟くその夜、梵鐘が行方知れずになった・・
それ以来、里の人々は、
若葉をゆする峰の松風が、その鐘の音の様だ・・

坊さん、新しい梵鐘を鋳物屋さんに頼んで、仕上がった鐘を、
掛ける準備をしていた夜、梵鐘のあり場所を告げる夢を見た。
お告げの、境内の場所を掘ると・・・
行方知れずの、梵鐘が埋まっていた・・
長谷寺の隠鐘の伝承・・・

隠れた梵鐘の句👇は、今も石碑に刻まれて















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五色の池から観音像、長谷寺...ちょうこくじ❷-❶ 坂東道、神奈川県厚木市

2024-04-14 10:24:01 | 坂東札所


丹沢山系、小振り280mばかりの白山の中腹、
1350年の古文書に.縁結び..のお寺とあ.、
坂東札所6番、厚木市の長谷寺..ちょうこくじ..

数々、縁結びの社寺を巡ったけど、
いまだ、男女の縁は、遠くその気配すら無い‥無い・・です。



丹沢山系、小振280メートルばかり、
ハイキングコース白山の中腹、
先代住職が炭でも焼こうかと植えた、
裏山一杯3000本の桜、紫陽花の咲く6月ごろは、
子どもたちの遠足、親を連れて、

花見で駐車場はいっぱいになるという。





仁王門からの石段振り返れば、遠く厚木市内、
屋根には、飛鳥時代、中国から瓦と共に伝わった、
魚が水面から尻尾を出している最古のフォルム、鴟尾..
しび..
鬼瓦や鯱..
しゃち..などはこの後の造り。



彫刻にはちと、柔らかい赤い実をつける、
樹齢400年のイヌマキの下、



725年突然湧き水が湧いた。
溜まった湧き水が、五色に輝いたので、里の人たちは、
怖がって、誰も近づかなかった。
そこへ、教えを説きながら各地を回っていた坊さんが、
食物を頂くための鉄の鉢で、すくったのは、
五色の輝きを発していた、11面観世音像だった。

すくい上げた坊さんの名前は、行基さん。

行基さんは傍の楠で1メートルばかりの像を彫り、
その胎内に、11面観音像を埋め、
この地のに、長谷寺の礎を作った。








本堂へ参りましょう・・



👇晴れてれば遠く厚木市内が・・・


本堂に着きました

社寺巡りの良い所
石段の昇り降り
体力がついて、
心が洗われて? ♫ 煙草も吸わない
・・・境内の風景は次回に・・・

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坂東道、仏さん重くなって動かず。勝福寺。小田原市。

2024-04-13 08:33:47 | 坂東札所

箱根を超えて、小田原辺りで仏さんが動かなくなった。
753年孝謙天皇が、唐の鑑真和尚から頂いた、
11面観音像を道鏡が栃木県に下るとき下賜した、
観音像が、箱根を超えて、小田原近くで、
急に重くなるや、ピクリとも動かず、持てなくなった
困惑の道鏡を見て、人々は、観音様は、ここで祀ったらと・・
運び泰安して、御堂を建てた。
小田原市内を流れる、酒匂川・巡礼街道の、
坂東札所5番、飯泉山・勝福寺の伝説。












樹齢1000年の銀杏👇
















👇青銅の船の舳先は、鬼気迫る迫力。


👇龍の船に乗った観音さん












勝福寺住職
念願の坂東、西国、秩父の観音の巡礼したけど、
それぞれのお寺さんを印象深く参拝するのは、
一回ではなかなかできないものだと・・・
西から来れば
ここが第一番の札所になるから
坂東の顔として
和顔愛語で巡礼に接したい
👆書籍より拝借です


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