春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

2千年の旅、ぼ~ぜん! ガラスの森

2017-04-30 16:49:13 | ヴェネチアのガラス

昨日は、ブログ更新後、急いで箱根まで・・・。
雷雨の心配もありましたが、その被害には合わず、良かったのですが、
アルベルト・デ・メイスさんというヴァイオリンのコンサートもあって、
美術館は満員状態。

小さいガラス箱、後続の方が絶たず、GWが過ぎてからの方が、よかったと!
中高年の方も多いのですが、箱根観光の1つに取り入れたのでしょうか、
若いカップルの方が多く、特に驚いたのは、女性は男性が先に進んでも、
構いなし、じぃ~とみている姿でした。
日本の2千年前を浮かべ、これら作品の出来栄えに、
ぼ~ぜん。



1世紀・長頸瓶、宙吹き、モザイク・グラス、ムラーノガラス美術館
※細長い頸を持つ香油瓶。
加熱して板状にした色ガラスを吹き竿の先に取って、
息を吹き込んで成型したものと考えられる。
従来の工法より200倍も早く、形や大きさも自在に政策されたので、
爆発的に普及した。
紀元前、1世紀前後に、ローマの町の4分の1が、
香料店だと風刺されるほど、香油が大流行したことから、
ガラス製の香油瓶も大量に制作された(解説から)
クレオパトラは、シベット、アンバーグリス、ムスクの
香料をふんだんに使用していたというから、
紀元前1世紀の女王ですから、このような瓶があっても、
当然なのでしょうが、それにしても鮮やかな色です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



1世紀前半、
リブ装飾碗、出土地・アクイレイア・宙吹き、モール装飾

アクイレイア国立考古学博物館
※胴体の周囲に張り出したリブ装飾がみられるガラス碗。
胴体の周囲に細いガラス棒を縦に熔着し、凹凸を付けた後、
膨らませたり、ガラスを縦につまんで、模様をつけることで表現(解説より)



6世紀ごろ、
円形切子装飾碗、宙吹き、カット装飾

※ササン朝ペルシャ時代に製作されたといわれるガラス碗。
周囲に32個の円文切子装飾が施されている。
ササン朝ペルシャのガラス器で有名な類例は、
シルクロードを渡り正倉院に収められた、
白瑠璃碗や紺瑠璃杯、第4回十字軍遠征により、
コンスタンティノポリスから奪取され、
ヴェネチアのサン・マルコ寺院に収められた作品群が有名(解説より)



紀元前1世紀末~紀元後1世紀初め、モザイク・グラス
出土地・カナルビアンコ墳墓(アドリア)、アドリア国立考古学博物館



1884年 脚付杯、
フランチェスコ・トーゾ・ボレッラ、
宙吹き、エナメル彩、金彩
全体8センチほどの大きさ。

レンズから見ないと



3~4世紀、
耳付二連瓶、パレスチナ地方



17世紀・
動物型オイルランプ、宙吹き、熔着装飾、ムラーノ・ガラス美術館

※中に油と芯を入れて使う卓上用のオイルランプ。
形態は、16~17世紀にヴェネチアで多く生産された(解説から)

ヴェネチアグラスの源流は古代グラス。
約4千年前の昔に、
人間の知恵と技術によって、人工的に作り出されたことに始まる。

う~ん!吸収しきれません毎度ですが。

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4月29日のケーキカット!

2017-04-29 10:07:37 | Extra

昭和の日。
昭和天皇が生まれた日。
終戦後、平和を願い全国を行脚したという天皇のエピソードを
知ったのは、大人になってからでした。

昭和63年、朝日新聞1創刊100周年の特集で、昭和天皇が、
昭和24年5月(福岡県嘉穂郡庄内町)「天皇様はどこかな」と
おばあちゃんが天皇陛下と並んで
歩く姿を、
朝日新聞の記者が特ダネとして載せている。

記者、松田繁さん(当時65歳)、後ずさりして、
菊の御紋章のついた陛下のお車にぶつかり、
冷や汗をかきました。と、
咎めのない事後処理にしみじみ平和を感じたという。


茶色に変色している資料は、
紫雲丸事件の沈没の瞬間(昭和30年5月)
三島事件の割腹現場(昭和45年11月・市ヶ谷)
ベトナム戦争の開高健が直面した銃殺場面(昭和40年1月)、
伊勢湾台風(昭和34年9月・名古屋)
など、生々しい現場写真が写っている。

私の年代では、どれもが、見聞きしたもの。
昭和天皇は、どの事故、事件にも心を痛め、
市井が安心して暮らせることを、
決して忘れなかったと聞けば、
我儘三昧、先走って疲弊し、これからを見間違う私、
生まれた時に戻る時間より、
これからの時間が短い私、

今日、平和を願った昭和天皇誕生日のケーキカットは笑顔だろうか?
を思えば、
私の事より「シャキッとしろ」と、ナイフを置く姿が浮かんでくる

 

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旅情・キャサリン・ヘプバーンの赤いグラス・ヴェネチア職人❛4❜

2017-04-28 10:31:59 | 魅せられた!

 久しぶりに、朝から青い空。
こんな日は、おもてに出て気分をすっきりさせたいのですが、
気の赴くままでは、あとで困るので、少し、我慢、ぐっと、こらえましょう!

ただ、

暗号鍵は「通信の秘密ではない」無線LAN、ただ乗り無罪。やっぱり使えませんね。

今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率 | J-SHIS リンクです。
横浜は81%。1922年9月の関東大震災の震源地は横浜ですからね。

アチェロ (木製のからくり人形が時を刻む森の小さな水車小屋)
3個買ったのですがなくなりました。
調味料にしても、いい商品でした。



 

  

  

 

 風にそよぐグラス 1895年

 

 

 

 白

鳥装飾脚 キャンドル・スタンドール、19世紀
フラテッリ・トーゾ工房
宙吹き、熔着熔着、金箔装飾

旅情のグラス
赤色の発色方法はもっとも難しく、
工房では未だ極秘だそうです
 

「キャサリンヘッ...」の画像検索結果


この後、後ずさりしながら撮影して、
運河に゛どぶん゛
「キャサリンヘッ...」の画像検索結果

「キャサリンヘッ...」の画像検索結果

「キャサリンヘッ...」の画像検索結果
4枚・借用

花装飾脚故ブレット、19世紀
宙吹き、熔着装飾

 

 龍装飾コンポート、1880年
サルヴィアーティ公房
宙吹き、熔着装飾、金箔熔着

 

 

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隣りでGWの前々夜祭!

2017-04-27 17:33:04 | Extra

稜線の白い雲に、焼いたイワシのつまみで一杯は、
ゴールデンウィークには遠出をしない、
私の為に、
「友」が仲間を引き連れて、
前夜祭でしょうか、隣りで盛り上がっています。

私をダシにして今日から酒盛りとは、
「友」にすれば、なんと長い休暇になることか。

狭い我が家に女性ばかりは、到底、間が持ちません。

が、今年のゴールデンウィークは近場に出かける予定は、有って
ヴェネチアグラスの2千年の旅が箱根町で、
山本周五郎展が甲府市で、
どちらも29日に開催するので、調整をして抜け駆け・・と。

2日、3日は、新緑の山あいに似合う青梅の山車祭。
祭りは、去年初めて見た祭りなのに、山車と男衆、女衆、見物衆が一体となって、、
暮れてゆく、山あいの碧い山に、お囃子が木魂する風景がたまりませんでした。
どうしても来いと呼んでいます。


てなわけで、
山は、人が少なくなってから、登ればいいし、

仕事は、夜すればいい、と完璧なスケジュール? ウン!
と、思いつくまま隣りへ、申し訳程度に顔を出しましょう。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

昨年の写真です。

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昼行灯と花!

2017-04-26 21:28:35 | Extra

本を読むのは苦手、まして文章書くなど、闇の中で恋人を探すようなもの。
2年前突然の依頼で、1910年前後から、第2時世界大戦の終戦辺りまで、
持っていた少しばかりの知識を頼りに、
猛烈な勢いで資料を集め、本を読始んだ。

紆余曲折、ひとまず知識のてんこ盛りに。

謎が解けていき、空白の地図が埋まり、完成に近づいてくると、
途端に、自他認める「昼行灯」にもどってしまう。
その「昼行灯」になる節目は今日あたりかな、と、
夕方、稜線を眺めて思った。

4月半ば、八王子・高尾山に咲いていた花ですが、覚えたはずの名前、今浮かびません!

 

 

 

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