春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

千畳敷 ②-② 山を守る男たちの蛇篭。

2020-07-03 20:43:27 | 山に登れば

千畳敷カールの花に、
誘われて出かけたのですが、
2000メートルを超えると、
肺に障害のある私には、溌溂さを失いかけます。
2600メートル以上の千畳敷カールでは、
50メートル進んでは、

ゆっくり息を吸い、吐くを数回、
さらに岩の上に坐り込んでしまいました。

ふたつの花、三つの花があれば、
来た甲斐はありますが、
7月下旬には、

幾種類もの花が咲く千畳敷カール。
今度は気圧に耐え、
いろんな花に出会えるよう・・・



















👇雪の重さに、地を這うように伸びた植物の、
たくましさを身に着けるように・・です。



👇蛇篭の水路。
堅牢なコンクリート水路とは違い、
水害で崩れれば、

人がいてくれさえいれば・・・
人の手で、難しい技術もいらず、
いつでも直せる日本独特の水路の工法。

アフガニスタンで、
悲惨な最後を遂げた医師、中村哲さんが、
死の直前まで重機を操作して、
砂漠に緑をよみがえらせた、工法。
自然にとけ、自然を守る男たちの、
心根が美しく見えます。

















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千畳敷の花に誘われ!・・・駒ヶ根市。②-①

2020-07-01 21:07:45 | 山に登れば

久しぶりに山の雰囲気に浸りました。
駒ヶ根市、千畳敷カールまで、
中の平バスターミナルからバスに乗って、
しのび平からロープウェイで。

月曜日、梅雨の晴れ間に、
人混み込むことも無く、

👇太田切川の景色を撮って・・。















花の時期には早いとは思っていましたが、
少しは期待していました。
高山植物は、近場の植物園で見ているのですが、
やはり山の自然に咲く、花を見たい !
そんな思いに・・。
👇ロビーの花の写真を見て、
幾つ見つけられるだろう・・と。


👇駅から出て、極楽平を見上げて、



👇宝剣岳のカールへ























👆 2020.6.29  
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ささやかな願い、シラビソの原生林を抜けて・・。

2020-05-26 22:34:32 | 山に登れば

都庁の窓の灯りが、
レインボーブリッチが赤くならないように、
願い乍ら八王子、
草むしりが済んだところにまた草が・・・。
ぱっと生活委縮が晴れた今日、
植物の生命力はここで休んでもらって、
草刈りを半日ばかり・・・。

昨年、大雨、雷雨注意報で、
途中で断念した山登り、今年は、
決行出来たらと、ファイルを覗いて、
朝日岳シラビソの原生林を抜け、
金峰山の五丈岩の先端まで行ってみたい。
私のささやかな、今年後半、叶えたい願いです。

















👇 オオシラビソ











朝日岳
シラビソの原生林 
 ♪ Me Olvide De Vivir
👇 2019.9.10



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奥多摩日原の人形山で悟った!

2019-01-26 13:33:28 | 山に登れば

 

人形山、どうして可愛い名前が付いたか、
登ってから調べていたら、山の名の由来より、
一人では登らない、難路・・。
踏み跡も消える・・山登りの初心者、
行く前に十分な調べをしていたなら、
もっと早い時間に登るべきでした。

👇 神社にお参りし、登山口を捜すのに、
それすら見つけられず、神社の周りをグルグルです。

 

 

登り口で、痛い目に合ったので、少々冷静にと❝後述❞、
踏み跡を、辿って、

 

👇向かいの山は梵天巌

 

👇 支柱が朽ちて、寝そべった看板に、
このままいけば大丈夫だと・・。

 
👇4年前の某ブログの写真に、倒木は無かった。

 

 

 至る所に倒木。

 

 

 

 

 

 

 

ミズナラにモミの木、ベンチで、軽く食事を済ませ、

 
👇 左の北側には杉の木が、

 

岩を支えにしなければ、滑り落ちそうですが、
息切れ、ミズナラを見るためという意識は、
しっかり消えていて、
むしろ一歩一歩登っていることに快感さえ感じます。
ただ、復路は避けたいと、しきりに思いながら・・。

 

 

 

 

 

 
👇ヤドリギでしょうか、まさか、
熊棚ではありませんよね。

 人形山の頂上辺りは踏み後は全くなく、
ミズナラの巨木を目指して、篭巌方面に降りる予定でしてたが、
あるはずの看板は無く、
コンパスも何も、全く役に立てず、
午後3時30分、来た道、下りを後ろ向きになって・・。

 
1月16日ミズナラ、ブナ林に胸を弾ませた人形山。
登山のしょっぱな、
人生、地に足を付け、足元を見ての教訓!

ウソだ!ウソだ、言葉が足りない・・?
足元を見て歩いて、踏み跡を捜して、
ギュッと背伸びした・・

見えなかった鉄パイプが・・。

 仕事は順調です。

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奥多摩日原・人形山のミズナラ、ブナと

2019-01-22 22:23:13 | 山に登れば


ミズナラとブナの樹が東京・人形山に、
あると知って、登りました。
明日から2月初旬までは仕事になる1月16日。
4〜5時間で下山できそうな山(1176m)
車の行き止まりは日原鍾乳洞で、
到着するまでは、狭い道。
それでも、鍾乳洞を見学しに来たのでしょう、
数台の車とすれ違いました。



❝  森では、地上に落ちた葉や枝が微生物によって
解されるが、このときにフルボ酸ができる。
このフ
ルボ酸が腐植土の中の鉄と結合して、
フルボ酸鉄となる。
鉄は、イオンのままでは、川で運ばれる途中で、
酸素に触れて鉄粒子に変わってしまう。
しかし、森でフルボ酸と結合した鉄イオンは、
ルボ酸鉄として鉄イオンのまま、
川を下って海へ到達する 

海の生物は、森と密接な関係で結ばれていると説いた、
松永勝彦氏と
読売新聞・「時代の証言者」を執筆している畠山重篤氏。
落葉樹からの腐葉土は、漁師にとって「宝」だと。

町の銀杏の葉は避けて通りたいけど、
山道、危険ではあるけど、
カサカサ、耳障りのいい落ち葉の道を歩くとき、
クロッキーを胸の中、描く、
心地よい時間ではあるけれど・・。












 


 

 

 

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