春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

西国27番札所、書冩山圓教寺③-③ 兵庫県姫路市。

2023-05-26 16:02:28 | 西国33カ所札所



若い花山(かさん)天皇に、勉強を教えたのは、
紫式部の父、藤原為時。
後ろ盾のない、天皇が、
政治の争いに敗れた時は19歳で、986年。
宮中を捨て剃髪し、仏の門をくぐり、
圓教寺に入山し受戒したのは、比叡山延暦寺でという。

天皇から法皇となった、花山法皇は
中山寺の石棺から、観音霊場三十三カ所の宝印を見つけ、
紀伊国熊野から、宝印の巡礼を
始める。
西国三十三所を決定づけ、御詠歌は、
花山法皇が詠んだ句で、
一堂から一堂まで巡礼する法皇、

道すがらの情景と、
人柄が、ありありと浮かんできます。

書冩山・圓教寺御詠歌
はるばると登れば書寫の山おろし
   松のひびきも御法(みのり)なるらん







👆👇 圓教寺・性空上人が1007年に入寂してから、
祀られた開山堂。
1000年の灯りは、途切れることなく。


国の重文が多い、圓教寺の建造物など、
まだあるのですが、ちょっと疲れ気味です。
今夜の宿取りも気になります。
携帯では思うようにいきません。
で、下山します。

👇魔尼殿を背にして、



👇弁慶が持ち上げたという石を見て



👇ここの橋を渡って・・


👇 歩きやすい参道1キロばかり、
33カ所観音像が、等間隔で立っていて、
飽きさせない。











👇 山門で、外国の家族のお嬢さんが、
仁王さんは「怖い人?」と聞かれ、
外国語なんぞ、あっしはチンプンカンプン、
仁王さんは、
「お寺を守っている優しい、強い男」と、説明するのに、
身振り素振り。
興奮して首を縦に振って、両手を万歳するするのを見て、
内心、
ほんとにわかったのかなと・・呟いて・・

圓教寺・27番札所、5時間の参拝。





町に出て、ローソンのWi-Fiで
喫煙できる宿を確保し、ゆとり満杯になって
夕刻まで
姫路城見学?・・ウン
姫路城だ・・と
明日は早めに宿をでて
👇26番、一乗寺に

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4 コメント

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とよ様 (1948of)
2023-05-26 18:32:50
正に霊場ですね。西の比叡山として名高い園教寺の広大な境内を歩いたのを覚えています。
18年9月に行った記録がありますので、今の時期はちょっと違いますが姫路城にも行きました。
苔むした観音菩薩像、改めて拝見しました。
ありがとうございます。
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Unknown (とよ)
2023-05-26 19:49:09
1948ofさん こんばんは
圓教寺はとにかく広い印象、
拝観できなかった建物もあり、心残りでした。
真緑の苔が印象に残っています。
関西のお寺は、拝観も、時間と下調べが必要ですね。
次のお寺は一乗寺です。ここではちょっとした感動がありました。
待っててください。
返信する
姫路の凄さ。 (サッ チー)
2023-05-27 09:56:45
最初の美しい花の後から出てくる素晴らしい旅?
苔むした千年の風格・このような素晴らしいお寺が
存在すら知らずで一生をすごしたかもしれない。
若い天皇花山天皇が訪れた場所を現在も、心豊かに
訪問できるのはすごいですね。
感動しました。
大坂在住時にはひたすら京都を目指していましたが
関西には素晴らしい歴史と文化と宗教の重みを感じました。とよ様もスゴイ!!でも、あまり無理をなさいませんように。知らない世界を有難うございました。(^^♪
返信する
Unknown (とよ)
2023-05-27 20:57:54
祥子さん こんばんは
私たちは 歴史に裏付けされて、忘れ去られようとしている、いろんなところをめぐ歩いているのでしょうね。
歴史を科学で捉える旅もあれば、伝説に誘われて訪ねる旅もあり、
故人の足跡をたどって故人の心に触れようとする旅も・・・・。

知識を白紙にして、その場に立てば、新たな感慨が、私を育ててくれます。
もし私の旅が祥子さんの未知の旅になるのでしたら、幸いと思います。
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