春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

野坂寺①、楼門の彫刻の牛。秩父巡礼道。

2024-01-25 20:37:37 | 秩父34札所

「鬼秩父」と呼ばれた太織(ふとおり)という、織物、
稲作耕が難しかった、山国の秩父の住民は、
自然の悪条件を克服して、
野良着の織って生活の糧にして、緻密で堅牢という特質は、
庶民から武家たちにも、重宝されるようになり、
全国に広がったという。

今、技術を重ねてたどり着いた、玉虫色の輝きの、秩父銘仙
道の駅・あいがくぼ、辺りでも、
さらり、溶けてしまいそうな、感触の秩父銘仙を、
買うことができる。
のに、機会織りが出来ない秩父銘仙、
職人が、昔ながらの機で織る工房は、3店舗ほど。
失いたくない機織り伝統工芸。

桜並木が過ぎると、
白い塀に囲まれた、札所12番の野坂寺の、
1735年に落成した楼門が見えてくる。


 花頭窓からカメラレンズを押し込む無頼を、
閻魔大王が赤い顔して、
写真を撮るなら、本尊に手を合わせてからしろ ‼ 
マナー違反は♬ 釜茹での刑  ♪ と言っているような気がする。





楼門には、三面の観音様、
病気・悩み・怒りを預かってくれるという「あづかり観音」が、 





実話をもとにした、牛が彫刻になって、











毎年、8月16日、境内に16mほどに高さの
灯篭供養塔を組んで、1200個の灯篭を積んだ
送り盆の夜の灯は、壮観だと聞き
予定していたのですが
コロナ禍、この年は中止になり
やがて私も忘れてた

次回も野坂寺・境内と本堂




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1 コメント

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秩父巡礼 (サッ チー)
2024-01-26 09:58:44
とよ様、おはようございます。
 美しいフジに花の後にに続く物語り。
 巡礼で知った昔の秩父の暮らし。
 牛さんが活躍して、人々を助けていた時代を、今も人々の心の中で篤い思いで感謝して祈ります。
 釜茹でにならずに美しい楼門も拝み、写真を撮る 
 事ができて・・
 とよさまにも良きご利益もありますね。
 素晴らしい秩父のお寺を拝見出来て、私も心豊かになりました。🙏
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