春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

深谷市・横瀬神社に、こむらさき

2018-09-02 22:00:26 | 関口文治郎/神社仏閣

 

江戸中期、上州黒保根、花輪宿に、
彫師集団の礎を作った石原吟八郎の門下に、
稀有な才能を持った彫師がいた。
前原藤治郎。

石原常八親子の石原流、花形彫師の陰に押されて寡作。
最初の仕事は吟八郎の弟子となって参加した、1746年。
大里郡江南村上新田の「諏訪神社」
妻沼聖天堂が、利根川の大洪水で工事を中断した時の仕事で、
聖天堂の工事関係者は全員、諏訪神社に関わった。

それから15年後の1761年。
藤治郎は秩父三峰神社の護摩堂を、
関口文治郎、並木源治、星野政八、
小倉弥一、大塚三次郎に協力を得て、
大仕事を完成させるほど、腕を上げていた。

仕事は武州と決めた藤次郎、
宮大工・岩瀬求馬正藤原治賢棟梁の元で、
門人、松島文蔵、金蔵、長男半十郎、次男兵蔵と
深谷の華蔵寺の境内に横瀬神社を彫る。
1778年。

 

 👇拝殿は明治になってから建てたもの

 👇 明治に入ってから、
小林義男作。初代小林源八から8代目。 

 

 

 

 

 


👇 本殿
 

 

 

 👇向拝柱の独創は大工棟梁も唸ったに違いない。
 これが前原藤治郎。
 寡作の中で見せた名刹「横瀬神社」本殿。

 

 

 

 

 

 写真 2018.8.28 深谷市

どうしても載せたいファイルがあって・・・
伊勢崎神社で知り合いになった、ね~こ。
面構えとまなざしのギャップに恋をしたみたいで・・・。


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