ルート18・中山道を安中市松井田町に入ると、
陽炎に霞んだ妙義山が見えた。
中山道は、碓氷峠を超えて、群馬県から長野県軽井沢町に抜ける道。
皇女和宮も軽井沢から、家茂に嫁ぐとき通った道だという。
☟ これは帰りの時の妙義山。
登り勾配の道を車で、数分走らせると、
明治25年、1年5か月で完成させたという、
碓氷川を挟んだ、めがね橋という観光の名所、第三陸橋が・・・・。
碓氷川を見下ろして橋の上は、機関車のレールが敷かれていたわけですね。
アブト式・急勾配、機関車が空転しないように、
レールとレールの間にレールをもう一本、
そこに歯車をかませて走るというものらしい。
アプト式は、蒸気機関車の時に作られたという。
が、当時軽井沢までの碓氷峠、26ものトンネルで、
機関士は、嘔吐や、吐血に悩まされた、と。
☟この陸橋は、碓氷川の上流に位置し、電気機関車の時だそうだけど、
残念、よく知らない。
まだレールはそのまま敷いている、というのですが、
立ち入り禁止区域になって見られません。
少しばかりの夕焼けが、足を止めたのですが・・・。