「尋ね人の時間」
港で風景を撮っていると、熱をだし数日ホテルでうなされ、
肩身の狭い思いが嘘のように思えた。
小説「尋ね人の時間」の主人公はカメラマンで、
生活を壊していく物語。
作者は、新井満。
新潟に生まれ、博報堂で環境ビデオを作成乍ら、
小説、歌などの創作活動をした人物。
文才あってか、詩的な作風の物語を描き、
今から30年前、芥川賞作家にもなってしまった。
1946年生まれ、
童話もたくさん書いた。
肩書は、作詞作曲家・歌手・写真家・絵本・・・・。
わたしのブログ仲間の方も、同じ会社で働いて、
ひょっとして、分野は違うけど、同じ屋根の下で働いていて、
顔見知りだったかもしれない。
「千の風になって」はその作家が
訳詞・作曲した曲て゛、
新井満氏の友人の妻が、癌で亡くなり、友人家族4人を慰めるために、
作者不明の外国の詩を翻訳し、作曲。
30枚のCDを造ったのが元。
後、テノール歌手が歌って大ヒットした曲。
新潟港、みなとぴあの憩いの場に、
「千の風になって」のプレートがこんもりした、山に埋めてある。
新井満氏が歌っている。
Do not stand at my grave and weep
ー私のお墓で佇み泣かないでー
もう40年も経つ。
カネボウのCMソングとして自ら歌唱した
『ワインカラーのときめき』
(作詞:阿久悠 作曲:森田公一)がヒット曲となる。
☟この船は、拉致被害者の曽我さんのいる佐渡へ
花街、色恋の新潟、今日は厳粛に!