避難計画を案ずる関西連絡会として高浜3・4号再稼働の問題に関し、大阪府に申し入れされるということでしたので、島本から3名参加しました。市民12名、大阪府からはエネルギー政策課と危機管理室の担当職員4名が出席。
福井県の原発で事故が起きた場合、UPZ圏(30k圏)の住民の避難計画を立てることになっており、関西広域連合では「原子力災害に係る広域避難ガイドライン」(2014年3月)にもとづき高浜市・長浜市の約5万8千人を大阪府で受け入れることになっています。
ところが、大阪府の回答では大阪市をはじめ一部の自治体では避難所となる施設が決まっていないことがわかりました。要援護者の避難受け入れについても具体化せず、滋賀県側からのアクションもない、ということです。それでは避難計画とはいえません。兵庫県においては危険区域にある避難所が指定されているということもあり、大阪府内の場合もどうなのかたずねましたが、これも把握していない様子でした。
島本町も高島市より185名の避難者をふれあいセンターで受け入れることになっています。万全な体制ができているとはいえません。島本町域も含み大阪府も放射性プルームの影響で被曝することになれば、避難しなくてはなりません。そのための避難計画・防災計画は大阪府も作っていません。
大阪府は、高浜3・4号の再稼働について「大阪府を含む関西自治体の同意が必要」「川内を前例とすることなく福井県と高浜町だけの同意ではなく、大阪府も含めて必要」「関西広域連合の国への申し入れに出てくる『立地並みの安全協定』とは同意権を含む」ということもはっきりと認めました。これは画期的なことです
市民側としては、大阪府として、「実効性ある避難計画がないもとでは高浜3・4号の再稼働は認められない、再稼働にあたってはUPZ圏をはじめ大阪府など周辺自治体の同意が必要である、プルサーマル反対」と表明して下さい、ということと「再稼動の前に安全性と避難計画の問題などについての住民説明会を開催して下さい。規制委員会にも住民の意見を聞く説明会を求めて下さい」ということを要望しました。
とても1時間の話し合いでは足りず、大阪府も国や関電の意向より府民の命を守る立場で取り組んでほしいものです。
追記:詳しくは美浜の会のHPに報告を載せておられます。
画像:帰りに江川の河川敷のコミミズクを見に行きました。4羽がはばたいたり、群集の傍の杭に留まったりとする姿を見ました。 平日なのに100人ほど大きな望遠鏡で観察されていました。
福井県の原発で事故が起きた場合、UPZ圏(30k圏)の住民の避難計画を立てることになっており、関西広域連合では「原子力災害に係る広域避難ガイドライン」(2014年3月)にもとづき高浜市・長浜市の約5万8千人を大阪府で受け入れることになっています。
ところが、大阪府の回答では大阪市をはじめ一部の自治体では避難所となる施設が決まっていないことがわかりました。要援護者の避難受け入れについても具体化せず、滋賀県側からのアクションもない、ということです。それでは避難計画とはいえません。兵庫県においては危険区域にある避難所が指定されているということもあり、大阪府内の場合もどうなのかたずねましたが、これも把握していない様子でした。
島本町も高島市より185名の避難者をふれあいセンターで受け入れることになっています。万全な体制ができているとはいえません。島本町域も含み大阪府も放射性プルームの影響で被曝することになれば、避難しなくてはなりません。そのための避難計画・防災計画は大阪府も作っていません。
大阪府は、高浜3・4号の再稼働について「大阪府を含む関西自治体の同意が必要」「川内を前例とすることなく福井県と高浜町だけの同意ではなく、大阪府も含めて必要」「関西広域連合の国への申し入れに出てくる『立地並みの安全協定』とは同意権を含む」ということもはっきりと認めました。これは画期的なことです
市民側としては、大阪府として、「実効性ある避難計画がないもとでは高浜3・4号の再稼働は認められない、再稼働にあたってはUPZ圏をはじめ大阪府など周辺自治体の同意が必要である、プルサーマル反対」と表明して下さい、ということと「再稼動の前に安全性と避難計画の問題などについての住民説明会を開催して下さい。規制委員会にも住民の意見を聞く説明会を求めて下さい」ということを要望しました。
とても1時間の話し合いでは足りず、大阪府も国や関電の意向より府民の命を守る立場で取り組んでほしいものです。
追記:詳しくは美浜の会のHPに報告を載せておられます。
画像:帰りに江川の河川敷のコミミズクを見に行きました。4羽がはばたいたり、群集の傍の杭に留まったりとする姿を見ました。 平日なのに100人ほど大きな望遠鏡で観察されていました。