ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

高浜原発3・4号の再稼動止めよう

2015-01-15 | Weblog
1月10日の午後、ドーンセンターにて開かれた「1月10日 パブコメ出そう!学習・討論会」に参加しました。主催は「避難計画を案ずる関西連絡会・おおい原発止めよう裁判の会事務局」です。

原子力規制委員会は、関西電力・高浜原発3・4号の新規制基準適合性審査を進め、「審査書案」のパブリックコメントを実施しています。審査「合格」となれば再稼働へのゴーサインとなり、地元同意の手続きに入ることになります。

「審査書案」は高浜原発の危険性を軽視しています。ウランにプルトニウムを混ぜたMOX燃料を使った原発です。重大事故対策について審査や評価がなされていません。学習会では下記のような安全性問題のみならず、避難計画では守れないことや、原発立地の住民の方の取組みなども報告がありました。

高浜3・4号の安全性問題としては
・プルサーマルの重大事故対策は全面的に審査せず
・重大事故が起これば炉心に注水せずに燃料は溶けるにまかせる
・事故から19分で炉心溶融、90分でメルトスルー ・・避難できない
・汚染水対策なし
・地震の規模(地震モーメント)は過小評価。少なくとも4.7倍に。

避難計画では住民の安全は守れない、として
・土砂災害警戒区域等に避難所
・要援護者の避難は?「3日間のろう城」と屋内退避
・避難元自治体への申し入れから見えてきたもの

1昨年、若狭湾の原発地域を訪問のおり、お話をお聞きした大飯町の方も参加されていて「関西で再稼動を止めてくださいね」とおっしゃった切実で真剣なお顔は忘れることができません。

明日1月16日がパブリックコメントの締め切りです。美浜の会のHPに参考資料が公開されています。ぜひ、高浜3・4号の再稼動を止めるために意見を提出して下さい。

追記:関西広域連合も原子力防災対策に関する申し入れ」(12月25日) UPZの区域を含む周辺自治体と事業者との安全協定等について、政府が指導するよう求めています。7項目の要求が実行されない場合は、高浜原発の「再稼働を容認できる環境にはない」と表明しています。

障害福祉計画パブリックコメント

2015-01-15 | Weblog
昨日は午後1時30分開催の障害者施策推進協議会を傍聴しました。

第4期の障害福祉計画の策定について審議されています。今回は当事者対象のアンケートは行われていません。町内の生活介護や就労支援事業等を行っている福祉事業所などで構成する自立支援協議会や障がい者団体の意見を参考にするとのことです。

計画案に対するパブリックコメントも今日から始まりますので、ぜひ、当事者の声の意見提出をお願いいたします。