ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

環境セミナー

2007-11-18 | Weblog
17日午前中は、案内をいただいていた「ピッコロまつり」に行ってきました。

ほんのちょっとの時間しか覘くことしかできませんでしたが、園庭には手づくり石けん、安全な食品、バザー品が並んでいます。ホールの入り口では年配の方々のハーモニカ演奏があり、室内では親子でドングリなどの木の実や小枝でつくるクラフト、絵本のコーナーなど、木造の園舎は園児や卒園時と保護者、地域の方の交流、ふれあいの場になっています。

30年、高槻市梶原の自然溢れるところに根付いた保育園は今も昔も暖かい雰囲気でほっとくつろげます。手づくりのマドレーヌ、コーヒーを頂いて帰りました。


午後は島本町主催の環境セミナーの最終回です。
いつものように環境市民のコーディネートで「30年後の島本を描こう」というグループワークをしました。自然、暮らし、交通、エコノミー、エネルギーなどのテーマに分かれて、お互いのアイデアを出し合い交流、発表。里山と水の保全について意見をだしました。
今後のしまもと環境まちづくりへ大きな第1歩となった企画でした。

地球温暖化の講演にはじまりフィールドワークをまじえ6回のセミナーを終えましたが、行政も10課から毎回職員さんが交代で参加されていて、環境問題への町の取り組みの姿勢が伺い知れました。

グループワークで住民のみなさんと同じテーブルでいろいろなアイデアを出し合い具体的提案をしていく作業は、行政主導で物事を決めていくことから住民との協働で意思決定をすることに、シフトしていく方向に役立つのではと思います。

私たちも対立姿勢でなく一緒に考えるという機会を与えてもらい、とても参考になりました。このセミナーを企画し、推進した環境課のみなさんに拍手を送りたいと思います。


夜6時30分からは学童指導員を中心とする組合、島本公共サービスユニオン主催の学習会に参加しました。

中桐万里子さん(京都大学教育学研究室など)による「自分を知ろう、子どもを知ろう」というお話とワークでした。「ひとを理解するということは関係性をわかるということ。子どもの立場に立って発した言葉が子どもに届く、子どもを動かす。」というお話しなど、いろいろ気づかされることがあり、貴重な時間を持つことができました。

このような活動をしている学童の指導員さんの熱意が島本町の学童保育水準を確立できているのでしょう。

保育所の保護者や保育士さん、学童の指導員さん、島本町は女たちが頑張っているなー!と嬉しくなります。

(写真 ピッコロまつり)クリックすると拡大できます