ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

活動報告 その4

2007-11-09 | Weblog
■10月3日 島本町の大イベントの町文化祭。
コンサートや展示、舞台発表、模擬店、特別展示など盛りだくさんです。子ども達から高齢者までみなさん、いきいきと舞台やお店で大活躍されています。
初めての出演という友人のエアロジャズダンスと定評のあるジャズダンスアートを舞台で楽しみました。

■10月6日 会派代表者会議傍聴
2008年度議会費案の検討~常任委員会・議会だより編集員会・議会運営委員会の調査研修の費用弁償を1人7万円、例年計上しています。私の会派は経費削減のために宿泊を伴わない日帰りでの視察費用を提案しています。自由民主党クラブからは各委員会の調査研修費は廃止し、替わりに政務調査費を制度化する提案がなされました。

行政視察は町政の課題などに添って、議会として他自治体の施策や事務事業を調査研修し、議会全体として今後の町政への反映や議会での提案に活かすために行うものと考えています。また、視察報告は本会議での報告が必要とされています。

政務調査費での調査は常任委員会の視察とは位置づけも違い、個々の議員や会派としての課題の調査となり、議会への報告義務はありません。他の市町村議会では政務調査費用を使って何を調査をしたのかが不明という実態は山ほどあります。

会派代表者会議で検討の結果、政務調査費制度は条例化が必要ということもあってすぐに次年度予算へ反映するということはありませんでしたが、今後、この提案はまた浮上してくるでしょう。

■10月7日 大阪府北部地区議長会議員研修
京都・亀岡ハイツにて豊能町、能勢町、島本町の3町で毎年開催。今回の講師は新川達郎氏(同志社大学大学院総合政策科学研究科教授)で、「自治体不祥事・財政危機下における議会のチェック機能」というテーマでお話ししていただきました。

「夕張ショック・相次ぐ自治体の不祥事等に対し、何故チェック機能が働かなかったのかと議会への批判も強かった。議会の役割が大きくなっている。地方議会の監視機能・調査機能を十分発揮し、政策決定機能を高めていく必要がある。100条調査は伝家の宝刀とされ、抜かない、抜かない宝刀はさびて使えなくなる。宝のもちぐされにならないよう100条調査の活用を。検査権限の行使、実地調査なども積極的に行うこと。議会事務局は議員のお世話係りから政策調査、監視情報収集型へ役割を変えること」など、これが議会の本来のあり方ですよ、と2時間目一杯話されました。
今後、今日のお話の内容を島本町議会に活かしていかなければと思う。


(写真は 文化祭 よさこいソーランおどり)

活動報告 その3

2007-11-09 | Weblog
■10月29日 午前 島本町子育てフォーラムに参加 子育て支援事業の一環で毎年開かれています。今年は大阪水上隣保館 児童心理療育施設「ひびき」の施設長・岸本泰幸氏(社会福祉士)の講演がありました。

長年、児童相談所の仕事に従事され現在も課題のある子どもたちと係わられている実績と経験やご自分の子育て・孫育ての体験にもとづき、「子育てで大切にしたいこと」というお話しをされました。

親として大事なことは何より、こどもを受け入れる(受容)こと、特別なことはいらない、1日1分、目を見て抱きしめること、安心感が安定につながる。思春期の時期、不安定になるが、親は胸をかしてあげること。見放さないこと。いろいろな問題を起こした子どもが立ち直る3つの条件は「おいしいごはん」「安心してゆっくり寝る場所」「自分のことを見守ってくれる人がいること」だそうです。

核家族、地域のコミュニティ意識も薄くなり、母親だけに子育ての負担が重くのしかかっている現実があり、孤立化し不安を抱えている母親も多い。お話をお聞きしてあらためて自分の子育てを振り返る機会も持てました。

ただ、子育てに不安を持つ方の中には、子どもを十分受容できていなかったと自分を責めてしまった方もいるのではとちょっと気になりました。安心して子育てできるようにサポートすることこそがこのフォーラムの目的なので、子育てが不安、しんどいと本音が出せることも大事かな、と思う。

なにより子育ては母親の仕事と役割を押し付けず、父親がもっと子育てを担うことが大事です(子どもと係われるよう労働短縮などの環境整備も必要)。そして、行政や地域の支援があれば心強い。

■午後 水無瀬川緑地公園運営協議 傍聴

■10月30日 午前 大阪府都市計画公聴会「北部大阪都市計画用途地域の変更」の傍聴
府道桜井駅跡線の沿道を住居系の地域からパチンコ店も建設可能な近隣商業地域に変更する都市計画の変更素案が示されています。周辺に住む住民の一人として澤嶋真紀子さん(元議員)が公述人として意見を述べられました。町はまちづくりの主体である住民への説明責任が不十分、町は新駅を核とするまちづくりの方針・あり方を住民とともにより具体化したうえで見直しすべき、地区計画などで利害が対立する住民がともに考えあうプロセスを踏むべきとして、今回の変更に反対という意見でした。

「ソコソコ賑わい」「そこそこ静か」(澤島さんの公述より)な府道桜井駅跡線周辺への親しみ愛着のこもった、整理され主張のよくわかる公述で心より拍手を送りました。今後の島本町都市計画審議会の審議に大いに参考にしていただけると確信します。
今後は都市計画案の縦覧、町審議会での審議、大阪府都市計画審議会での審議を経ることになります。縦覧の際は意見を提出することができるので活用しましょう。

■10月31日 午前 読書週間 2小3年生に読み聞かせとペープサートなど

■11月2日 午前 午後 教育週間の間は学校・幼稚園が開かれ、保護者も地域住民も見学可能です。この日、4つの小学校を大急ぎで駆け回って訪問し授業参観や学校図書館を見学。
授業を見せていただくと、現場の先生方がひとりひとりの子どもの学びを大事にされている様子がわかります。全国一律の学力テストなどで実態がわかることではないだろう、と思う。

第4小図書館では、司書教諭の先生が、辻文庫を案内して下さった。故辻清美先生のご遺志に添って寄付された書庫とたくさんの絵本や児童書が並べられていました。




(写真 辻文庫 第4小学校図書館にて)