ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

活動報告 その2

2007-11-07 | Weblog
■10月22日 町議会議員研修 「島本町財政の行方」講師:中井英雄氏(近畿大学経済学部教授) 今夏にも大阪府町村議長会主催研修会でお話をお聞きした。

地方交付税の大幅削減で、特に町村財政は打撃を受け、地方格差が拡大し住民福祉サービスにも大きな影響を与えている。毎年、内閣が次年度予算編成を踏まえて国会に提出する地方財政計画が地方交付税を決定する。地方財政計画による配分は01年度から07年度まで6兆円削減されている。町財政の悪化は町の責任だけではなく、この点にあると指摘された。

対比指数という中井氏独自作成の財政指標で島本町財政を検証されたが、一度お聞きしただけではなかなか理解しにくい。

S議員の「島本町財政は財政破綻の状況にあるのか、その危険度を10とすれば、どのランクか」の質問に、数字が公のものとなり一人歩きすると誤解を与えるが、と前置きしつつ、財政力指数が府内10町村の中で田尻町についで高いこともあり、「7」の段階とおっしゃり、努力次第では「5」にもなり、JR新駅による財政効果も期待できる主旨の意見とともに、行革の努力を何もしなければ、「10」にもなることもあると指摘された。
そして次世代が住める町をどうつくるかは重要なことであることも付け加えられた。

小泉政権から引き継がれている三位一体の改革という地方を犠牲にして国家を救うという政策の功罪は大きい。そして、安易に福祉・教育の予算を削らないためにも経費の無駄遣いはないか、さらに厳しいチェックが必要だ。

■10月23日 午前 文化推進委員会傍聴 ~主に文化財保護条例の素案について審議された。

■10月24日 午前 会派代表者会議傍聴~2008年度議会費予算について 人びとの新しい歩みは各委員会の調査研修の旅費削減(宿泊を伴わないものにすること)等を提案。
驚くことに97年12月より設置している議会運営等検討委員会を廃止する意見が自由民主党クラブから提案された。継続して論議することになった。「開かれた議会」に大いに役割を果たしている委員会だ。当然存続を求める。

■10月26日 午前 読書週間で2小4年生に「きつねのホイティ」を読み、「命の重さはみな同じ」の紹介ペープサートをした。この「みなしご犬たちの物語り」の本の写真を撮った野寺夕子さんの写真展&トークが2週前の12日に應典院であった。

朝日新聞に掲載されていた「遺影」の写真がホール一杯展示されていた。ピュアな野寺さんのお話も心に沁み本当に、共感できる写真家だ。

■午後 議会運営委員会傍聴~一般質問の一問一答制について 6月、9月議会の施行を経て検証。2回の施行ではすべての質問者に残余時間があり、質問者の持ち時間20分制をやめて、質問と答弁で合計50分の範囲内で行うことを会派代表の南部議員が提案。
施行期間の9月議会に一人の質問者もださなかった自民・公明・民主の多数意見で提案は拒否され12月議会では、現行どおりとされた。

(写真は 環境セミナーにて 桜井を歩く)

活動報告 その1

2007-11-07 | Weblog
長い間、更新ができていなくて申し訳ありません。
自宅療養をしていた79歳になる義母が緊急入院をしてなんとなく落ち着かない生活をしていました。

これまでの主な活動お伝えします。その1

■10月14日 午後 議会報告会タウンミーティング開催

■10月16日 午前 PTA図書サークル 読書週間の打ち合わせなど

■午後 民生消防常任委員会で視察先の検討~宿泊を伴わない日帰りの 調査を提案しましたが賛同得られず、山吹民主クラブ提案の(小松市)子育て支援「マイ保育園制度」、(富山市)NPO法人小規模多機能施設「このゆびとーまれ」見学 に決定。(その後、小松市のホームページを見ると保育所を中心とした子育て支援が充実していることがわかり、タイムリーな視察だと期待しています) 

■10月17日 午前 会派代表者会議傍聴 ~08年度議会費予算について
     
■午後 青少年問題協議会傍聴~06年度事業報告・07年度事業計画の審議、大阪府警察本部子どもの安全見守り隊サポーターの方の講演では、子どもの命が奪われる事件がきっかけとなり3年前に発足。見守り活動が特別のことではなく、隣のおじさん・おばさんの役割で子ども達を見守ろう、と見守り事例を紹介してお話しされた。島本町は犯罪が少ない町なのは温かみのある町だからだろうと言われた。大事な要素だ。

■10月18日 夜 住民福祉審議会傍聴~基本方針について審議~今回は人数の制限があり抽選で20名のみ傍聴。他の方は役場3階ホールでマイクで審議を聞くということになった。前回、保育士配置基準を引き下げるような理事の発言があり、委員から保育現場の現状を聞きたいとの意見があり、出席していた保育所長が答弁。

配慮のいる問題を抱えた子どもが増えている。ていねいに係わる必要がある。現在は1歳児4人に1人の保育士だが、国基準並の6人になれば、いざ火事など災害の時、まだ歩けない幼児を含み6人を1人の保育士が抱えて安全に避難できるのか等、子ども中心に考えないといけない、と現場で日々子どもの命を守る立場でしかわからないことを伝えていただいた。
他の委員からも、厳しい財政状況だとしても福祉の立場にある理事は慎重に発言をしなければいけないと、戒める指摘もあった。その通りだ。

■10月19日 午後 住基ネット差し止め訴訟傍聴 

■ 夜  反核・平和・人権フェスティバル反省会出席

■10月20日 午前 環境セミナー参加~桜井を歩き、町の良いところを発見のワーク。
    
■午後 「きょねんの決算」参加 住民の参加が少ない、工夫を。町長も顔の見える関係というならば、膝詰めで車座集会のような形式にすれば、良いのでは・・。学童保育の保護者からは、いまだに保育料の手続きに不備があることを指摘された。改善しますと表明してから3ヶ月以上経過している。こういう事務こそ民間のノウハウが必要なのでは、と思ってしまう。

(写真は 環境セミナーで歩いた JR新駅西側の桜井の風景)