ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

活動報告 その3

2007-11-09 | Weblog
■10月29日 午前 島本町子育てフォーラムに参加 子育て支援事業の一環で毎年開かれています。今年は大阪水上隣保館 児童心理療育施設「ひびき」の施設長・岸本泰幸氏(社会福祉士)の講演がありました。

長年、児童相談所の仕事に従事され現在も課題のある子どもたちと係わられている実績と経験やご自分の子育て・孫育ての体験にもとづき、「子育てで大切にしたいこと」というお話しをされました。

親として大事なことは何より、こどもを受け入れる(受容)こと、特別なことはいらない、1日1分、目を見て抱きしめること、安心感が安定につながる。思春期の時期、不安定になるが、親は胸をかしてあげること。見放さないこと。いろいろな問題を起こした子どもが立ち直る3つの条件は「おいしいごはん」「安心してゆっくり寝る場所」「自分のことを見守ってくれる人がいること」だそうです。

核家族、地域のコミュニティ意識も薄くなり、母親だけに子育ての負担が重くのしかかっている現実があり、孤立化し不安を抱えている母親も多い。お話をお聞きしてあらためて自分の子育てを振り返る機会も持てました。

ただ、子育てに不安を持つ方の中には、子どもを十分受容できていなかったと自分を責めてしまった方もいるのではとちょっと気になりました。安心して子育てできるようにサポートすることこそがこのフォーラムの目的なので、子育てが不安、しんどいと本音が出せることも大事かな、と思う。

なにより子育ては母親の仕事と役割を押し付けず、父親がもっと子育てを担うことが大事です(子どもと係われるよう労働短縮などの環境整備も必要)。そして、行政や地域の支援があれば心強い。

■午後 水無瀬川緑地公園運営協議 傍聴

■10月30日 午前 大阪府都市計画公聴会「北部大阪都市計画用途地域の変更」の傍聴
府道桜井駅跡線の沿道を住居系の地域からパチンコ店も建設可能な近隣商業地域に変更する都市計画の変更素案が示されています。周辺に住む住民の一人として澤嶋真紀子さん(元議員)が公述人として意見を述べられました。町はまちづくりの主体である住民への説明責任が不十分、町は新駅を核とするまちづくりの方針・あり方を住民とともにより具体化したうえで見直しすべき、地区計画などで利害が対立する住民がともに考えあうプロセスを踏むべきとして、今回の変更に反対という意見でした。

「ソコソコ賑わい」「そこそこ静か」(澤島さんの公述より)な府道桜井駅跡線周辺への親しみ愛着のこもった、整理され主張のよくわかる公述で心より拍手を送りました。今後の島本町都市計画審議会の審議に大いに参考にしていただけると確信します。
今後は都市計画案の縦覧、町審議会での審議、大阪府都市計画審議会での審議を経ることになります。縦覧の際は意見を提出することができるので活用しましょう。

■10月31日 午前 読書週間 2小3年生に読み聞かせとペープサートなど

■11月2日 午前 午後 教育週間の間は学校・幼稚園が開かれ、保護者も地域住民も見学可能です。この日、4つの小学校を大急ぎで駆け回って訪問し授業参観や学校図書館を見学。
授業を見せていただくと、現場の先生方がひとりひとりの子どもの学びを大事にされている様子がわかります。全国一律の学力テストなどで実態がわかることではないだろう、と思う。

第4小図書館では、司書教諭の先生が、辻文庫を案内して下さった。故辻清美先生のご遺志に添って寄付された書庫とたくさんの絵本や児童書が並べられていました。




(写真 辻文庫 第4小学校図書館にて)





最新の画像もっと見る