ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

雨宮処凛さん講演「働けど、働けど、ワーキングプア  なんでやねん!」

2007-07-26 | Weblog
14日~15日はふぇみん婦人民主クラブ主催の「ふぇみん泊まってシンポin 大阪」でした。

遠くは東京・山口・岡山をはじめ、近畿地区の会員やふぇみん新聞購読者などが大阪社会福祉会館に1同に会して交流を深めました。

14日は、今若者の貧困問題などについて積極的に発言をしている雨宮処凛さんの講演でした。

フリーターや非正規雇用の人びとの非人間的な労働実態や過酷な労働状況を伝えてもらいました。格差社会がワーキングプアという層を生み出しているのに、それは「自己責任」とされている風潮があります。そのため原因をつくりだしている政府や企業に対し、是正を求めることはまれでした。

しかし雨宮さんはそのような若者達やシングルマザーの人びとと格差社会が原因と、政府や企業に対し是正を求める行動を始めています。その様子をDVDで見ましたが、連帯することは、とても心強く、未来への希望があることを信じることができました。

雨宮さんの講演とあって、会場は190人もの参加がありました。

昨年から12回の実行委員会を経ての開催でしたので、大盛況で、司会進行の役目も終えほっとしました。

台風4号の暴風雨警報が発令され、参加された方々の帰りの交通機関や、翌日の滋賀県での農薬被害による蚕裁判の報告のフィールドワークが心配でしたが、無事終えることができました。憲法・環境・女性問題などにも取り組むふぇみんの仲間と語りあえて、充実した2日間でした。

しかし、各地では台風被害が相次ぎ心よりお見舞い申し上げます。

交通バリアフリー

2007-07-26 | まちづくり
13日は交通バリアフリー基本構想策定委員会が開かれ傍聴しました。

昨年11月に障害者や高齢者、子ども連れなどさまざまな住民や移動に困難を感じている当事者を対象に実際、水無瀬駅、役場、ふれあいセンター周辺を移動し調査するワークショップが行われて以来、長らく休止状態でした。

水無瀬駅のバリアフリー化(エレベーター設置)に向け(株)阪急電車との協議に時間を要していたため、開催ができなかったのです。

委員会では阪急からは、2010年度までにエレベーター設置の検討をしていると説明がありましたが、すでに議会に示された図面以上のものは提出されませんでした。阪急によれば、設置費用は12億円(内町負担は4億円)と試算されていますが示されたのは詳細設計ではなく、積算が妥当か判断できないものでした。

また、総合的に自転車等の駐車対策を検討するため自転車駐車対策部会を検討委員会の中に設置されました

放置禁止区域を指定したり、全町的に駐車場を有料化するのかどうか、撤去費用はどうするのかなどについて検討したり、自転車等駐車場整備計画、条例案をつくるために、住民・識者の意見を聞く部会です。JR新駅東側駐輪場についても検討されるものと認識しています。

街のバリアフリー化は切実な問題と、当日は車イスの当事者も傍聴に来られていました。