ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

一般質問に一問一答方式導入

2007-07-05 | 議会
議会の定例会で行う、一般質問は、議案とは関係なく、行財政全般にわたり、政策論議の中で、行政を糺したり、住民の要望・意見を反映させたりできる場であり、個々の議員に与えられた権能です。

ですから、一般質問が活発に行われている議会は活性化しているとも言われるゆえんです。

これまでは、1時間以内に質問は3回までと発言が制限されているため、追及ができなかったり、答弁漏れ(意図的なものも含め)があったりしました。
一問一答方式は疑問点を一つずつ取り上げ、納得いくまで質疑・答弁を繰り返すことができます。

一問一答方式については、昨年度、議会運営等検討員会にて実現に向けて何回も会議を重ねられ、すでに導入している綾部市議会・大阪府議会への見学なども行い、6月議会から施行的に取り入れられました。

島本町議会では一般質問の通告書は提出しますが、理事者からの質問取りや答弁のすり合わせはありませんので、再質問からが勝負です。
今回は11人の議員が質問。
私も初めての一問一答方式にチャレンジ。

あれもこれもと3項目も行ったので、20分の質問時間(答弁を含み計50分)内で収めなくてはと時間配分に気を取られ過ぎ、未消化に終わった部分もあり、反省することしきりです。20分の自分の持ち時間を目一杯使い、終了ブザーが鳴り響いて終えた50分間でした。

それでも、一問一答方式は議員にとっても理事者にとっても、セレモニー的でなく緊張感があって、議会が活性化していくのを実感しました。

6月議会での、私の一般質問は

学童保育料徴収事務においてチェック体制が不備で、保育料が納められていなかったことについて指摘したもので、教育次長のお詫びと再発防止に向けて全力で取り組むとの答弁が得られました。
現在、町監査委員も5年前に遡って調査を進めているとのことです。

他、全国学力テストの実施結果から、来年度からの参加については再検討することを求めました。また、保育所民営化、就労支援型幼稚園などを定めた基本方針について当事者無視ですすめないで、と問いました。

(写真は沖縄陶器とティールーム「結風」 2001年オープンした時、3ヶ月ほどスタッフで働いたお店です)