小早川毅彦氏はこれだけ打数の多い時期(シーズンの約4分の3終了)になれば、打順による打席数の多い少ないは殆ど関係ないと述べています。果たしてそうでしょうか?決してそうとは思えません。3割を基準にして考えた場合、マイナスの遺産の選手つまり3割以下の選手は、打数が多ければ多い程低い打率でも3割に達する可能性があります。例えばイチローの場合、残り打数を前回の試算よりプラス20、合計打数660と想定すると198安打が必要となりますが打率は0.377で済む計算になります。又残り打数をマイナス20、合計打数を620と想定した場合、56安打で済みますが打率は0.415も必要となります。つまり打数が多ければ多い程、マイナスの遺産の選手は達する可能性が上がると言えるかと思います。逆にプラスの遺産の選手は、打数が少なければ少ない程3割をキープするのは容易というか楽と言えると思います。現在両リーグトップの打率は驚異のスピードスター、マカッチェンの446打数157安打の打率0.352になります。残り試合数40の彼が、少し計算しやすく154打数を記録するとした場合、3割維持の為には600打数180安打、残り23安打が必要となりますが、154打数23安打の僅か0.149の低打率で済む計算になります。つまりこの時期に来てしまえば、彼の今シーズンの打率3割は約束、保証されたといってまず間違いないかと思います。以上勝手に色々と数字を挙げましたが、小早川毅彦氏の発言と異なり、終盤に差し掛かり残り打席数が少なくなると、ある打率を目指す選手には厳しく、逆に維持するには楽な条件になると思えてなりません。
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薄々感じてはいましたが・・・。
でも、私はスラッガーというバッターを永年に亘って見て来たので、いまさらイチロー程度のバッターを見ても、どうも思いません。 イチローの打率に、ホームランが更に打てる打者は、沢山見てきましたからね。 見てきていないのであれば、イチローレベルで「凄いわ!」と思ってしまうのは仕方ないところですが・・・
だから、巷がイチローイチローと騒ぐのを見て、「何を騒ぐほどのものか」と訝っているのも正直なところです。
少なくとも、秋山を知っている私からすれば、イチローのどこが? という感じです。秋山はトリプルスリーは勿論、本塁打も打てて走れましたからね。おまけに守備も良し。
さて・・・ 今日の朝、自分のブログにも書いたのですが
「今日から、イチローはまたコケるぞ。断言する。」と書きました。 予備校の授業から帰宅し、今日の試合結果を見ると、何と満塁のチャンスで凡打。 しかもなんとかクローザーから1安打という状況。
見事にコケていました。
彼の性格は、マグレのあたりの結果が出た翌日、調子に乗ってしまって力むところなんです。
管理人さんのコメントでも書かせていただいたのですが
「勝って兜の緒を締められない性格」なんです。
イチローが一流の打者(打率も高く、本塁打も打て、打点も高い)になれない理由(極端な打者で終わってしまう理由)は、ここなんです。
素直さも無い。
3番を外されたときでも
「すみませんでした。自分の力量不足です。これが自分の実力です。でもファンの皆様、暖かく見守ってください」 という謙虚さと素直さ。 気を引き締めて緒を締められる性格であれば、こういう打者にはなってないと思います。
私はまだ若いですが、職業上色々な人と接して色々な人と接点を持ちましたので、人の性格はよく理解できるんです。
>を目指す選手には厳しく、逆に維持するには楽な条件に
>なる
その通りです。 終盤になればなるほど、打数も少なくなってきます。ましてや下位打線にいる打者は、必然的に打数も少なくなりますので、各々の目標とする打率向上が高ければ高いほど困難になってきます。逆に、維持に関しては楽になってきます。
あまり小早川の発言は真に受けないほうが宜しいかと思います。 考えて発言していないですから・・・。
ただ、小早川のような擁護しかしないような発現を繰り出す人が、プロの打者だったと思うこと自体、嫌なことですね。
まあ、プロ野球の選手は、数字(計算)に強くないと思いますので、変な発言はご愛嬌・・・というところでしょうか。
今まで数字に強かったプロ野球解説者は
見たこと無いですね。
解説するんですから
数字に強くないといけないことなんですけどね・・・。