小早川毅彦氏は現役時代1回0.301の3割をマークし、それ以前にも0.280台を2年連続でマークする等、記録上は3割達成の苦しさを人一倍解る人ではないかと思っていました。張本勲の様な、余程不調の年でない限り3割は当たり前という打者や、どんなに頑張っても3割は不可能と思える多くの打者と異なり、身近な挑戦をして来た打者とは思えない発言と思えて仕方ありませんでした。2009年、オールスター前の打率が0.249、連続してマークしている3割の記録も途切れるのではないかと思われた選手がいました。しかし彼は、試合数が半分以下のオールスター戦後、急激に調子を上げ、最終的に0.303に達し連続3割の記録を伸ばしています。現在メジャーで予想以上に健闘している青木宣親選手です。当時3割は当然と思われていた位の実力の持ち主だからこそ出来た記録かと思います。今年注目しているのは内川聖一選手です。現在412打数119安打の0.289です。毎日彼の打率をチェックしている訳ではないのですが、少し前までは0.260台だったと思います。その後固め打ちをして現在の数字になっていますが、残り37試合、あくまでも目安ですが、138打数として46安打以上、打率0.333以上をマークし、550打数165安打以上の3割を達成し、5年連続3割の記録を作って欲しいと思います。しかし急激な打率上昇の裏にはその反動もあり、決して予断を許さない状況にはあると思います。
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