与死球数の多い投手20傑の内左腕投手が3人います。投手寿命の長さや投球回数の多さから想像し得る投手達ではありません。多くの人が想像するのではないかと思われる投手に就いて、少し触れて見ます。5500イニングを超す歴代最高の投球回数を誇り、若い頃は自他共に認めるノーコン投手だった金田正一投手は、通算与死球数が72個と意外な程与死球数が少ないものです。4600イニングを超す鈴木啓示投手も、常にストライクを求める投球スタイルのせいか通算与死球数が90個と決して多い訳ではありません。若い頃はオーバースロー後にサイドに近い投球フォームに変貌していった梶本隆夫投手も4200回を超す投球回数ながらも71個と球の速さや多くの時代をサイドに近いフォームながらも多くはありません。江夏豊投手は、史上唯一とも思える同時期に球速と制球を完璧に備えていた投手らしく3200イニングに近い投球回数ながらも43個と非常に少ないものです。若い頃から球の速さには物凄く定評があったもののノーコンと言われていた小野正一投手も2900イニング以上を投げていながら53個と少ないものです。
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