今までに見てきた外野手の内、肩が強いと思った選手を主に年代順に紹介したいと思います。投手の速い球、野手の強肩は決して練習に拠って鍛えられるものではなく、かなりの割合で天性のものがある為、非常に憧れるものであります。日本プロ野球では強い肩と評しますが、メジャーではストロングスローイングアーム或いはストロングアーム、つまり強い腕と表現する様です。この表現の違いに日米の外野手の投げ方の違いが表されているかと思います。メジャーの場合、所謂地肩が強いのでしょう、体全体を使うというより、送球の際、あまりステップせず腕の力だけで投げている選手が多い様に感じられます。逆に日本の選手の場合、ステップを巧く利用し体全体を巧く利用している様に見受けられます。従って無理な体勢での捕球からの送球は、メジャーの選手の方が早さにおいては優れ、日本の選手はステップを巧く利用する為、制球には優れているというのが、全体的な印象です。次回から昭和30年代以降の強肩外野手を紹介したく思います。
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