3388 野球ブログ

日米を問わず名選手を紹介。

岡田光雄 

2010-05-12 20:47:38 | Weblog
昭和44年から48年迄、近鉄バッファローズにて実働の右腕投手です。公称182cm,82kgでしたが、それよりも細身に感じる体型でした。腰の捻りのやや浅いスリークォーターからの投球でしたが、投手にとって非常に必要な肘の撓りに欠ける、どちらかと言えば球を置きにいく投法といった感じでした。彼の投球を見たのは、活躍したと言える昭和44年が殆どだったと思いますが、阪急ブレーブスとの優勝争いにおいて、それなりに活躍したのを覚えています。球速では現代の投手より平均的に遅い投手の内において、やや速い部類でしょうか?どう贔屓目に見ても速球投手ではなかったと思います。それにしても2年目以降1勝も出来ずに引退せざるを得ないレベルの投手ではなかったと思います。初年度の投球の印象から言って、2年目以降もある程度の白星を重ねる投手と思っていたものです。確か当時の近鉄のエース鈴木啓示の彼への評価は決して高くなかった事を何故か記憶しています。300勝投手の鈴木啓示の見る目が正しかったのか、或いは彼の躍進を阻む何かがあったのかは解りませんが、どうしても不可解な2年目以降の成績だったと思います。

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