前回言いたかった事を繰り返すと、多い通算安打数、3割を大きく超える通算打率、打撃の衰えが著しく引退の時期が近づいて来た打者は、その打撃の力から起用される回数も減る事がある意味プラスになり、通算打率で3割を割るという事は有り得ないという事です。ではイチロー選手は一体どの位の通算打率で現役を終えるのか予想したく思います。その前にメジャーでの予想例を紹介してみます。THE BILL JAMES HANDBOOK 2007という本では、現役打者の通算打率の結果的には最後となる予想をしており、そこではイチロー選手を7478打数2402安打の通算打率0.321と予想しています。つまり現在のイチロー選手より早い時期に衰えが来て引退するであろうとの予想かと思います。ここでいう早い時期とは年度単位ではなく、打席に立つ回数が少なくなって来た時点と捉えて頂ければいいかと思っています。現実にはこの打数消化時点での正確な打率は解りませんが、ほぼ同じ打数を消化した2011年終了時点では、7456打数の2428安打の通算打率0.326となっています。
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