THE BILL JAMES HANDBOOK 2007が発刊されたのは2006年のシーズン終了後であり、その時点でのイチロー選手の成績は4096打数1354安打の通算打率0.331でした。逆算するとイチロー選手はその後3382打数1048安打の打率0.310の数字を残して引退すると予想している事になります。その後の予想打率の数字自体はそれ以前の彼の残した実績よりも劣るものの悪くはないので、主店からの急激な打撃の衰えを予想した様に思えます。通算打率の予想はこの年度限りで終わりましたが、もしその後も続けるとしたら打数の増加に連れ打率が低下する予想をするかと思います。更に引退の時期が何時なのかを捉える事に鍵があると思います。では私の予想に移ります。通算打率は0.310から0.315の間になり、彼の目指しているであろうメジャー通算3000本安打には達しない2900本台で終わろうかと思います。パワーに優れている打者の場合、全盛期よりかなり率を落としてもそのパワーに期待する球団はあるかと思いますが、最初からパワーに優れないイチロー選手の場合、肝心の打率が落ちてしまえば使おうとする魅力も薄れ試合出場もかなり限られてくると思います。今後今までの様にレギュラーとして多くの打席に立つことはなく、3000本安打には達しないものの3割1分台の率を残して引退するものと予想します。
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