今年、サンディエゴパドレスから、ボストンレッドソックスに移籍した左投左打ちの一塁手です。FAの目玉として、最も去就の注目された選手です。彼はFAの時点或いはその前から、レッドソックスに移籍したら凄い成績を挙げるだろうと言われ続けていた選手です。その理由としては、メジャー屈指の広い球場から、メジャーで左翼までの距離が最も短い球場に、本拠地が替る事により、大きな恩恵を受けると言われていました、昨年までは、あまり多く彼の打撃を観るチャンスはなく、実際その通りの選手かどうか、多少疑問を持っていましたが、正しくその通りの、或いはそれ以上の選手でした。彼の最も素晴らしいのは、左打者でありながらレフト方向へ、大きい当りを打つ事が出来、それもフライ性の当りを放つ事の出来る点です。つまり如何に11.3mグリーンモンスターと呼ばれる異常に高い壁があるとはいえ、95mしかないフェンスに当てたり、その壁を超えたりする打撃が、彼には出来る訳です。今年、何度もこの種の打撃を見せてくれたものです。これこそ本拠地の特性を十分に考えた上での、レッドソックスの補強だったと思います。未だシーズン半ばですが、現在0.353,16本塁打、74打点の好成績は、球場の特性も十分利用出来得る、彼の実力が存分に発揮された成果だと思います。
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2年ほど前らようやくJ-SPORTSでも大リーグ中継が始まりましたが、まだ選手の名前・特徴が一致しません。ゴンザレス、ラミレス、カブレラの姓が多数居、いずれも優れた選手が多いようです。