左利きで肩の強い選手の多くは投手として起用される為、左利きの強肩野手は少ないと言えるでしょうという内容のコメントを先日いただきました。そこで今回はアマチュア時代に投手として活躍し、プロ入り後は打者として大成した左利きの選手を紹介したいと思います。先ずは王貞治,張本勲、永淵洋三、江尻亮,田尾安志等が浮かびます。その内でファーストを守った王貞治以外は外野手です。残りの4人ですが、投手出身らしく強肩と呼べるのは,江尻亮位でしょうか?何故高校時代に投手をやっていたか理解不可能な超弱肩の張本勲は別としても,永淵洋三、田尾安志の肩に格別光るものはなく,体が開きスリークォーターよりやや低い腕の位置からの送球だった様に記憶しています。又江尻亮にしても,残念ながらもの凄いという程の強肩というレベルではなかったと思います。しかし彼等の殆どは投手より打者として素質を買われた訳で、もしそのまま投手としてやっていたとしたら、ほぼ間違いなく大成していなかったでしょう。従ってそれ程肩が強い訳ではなく、もっと左腕の一流投手と比較すべきだという論理は当然あるかと思います。正直に言って,若かりし頃の金田正一,梶本隆夫,鈴木啓示,江夏豊等の遠投を見たいという願望はもの凄く強いものがあります。遠投で140mを投げていたと豪語している金田正一を筆頭に彼らの送球はどの程度のものか、本当に知りたいものです。
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