実働18年のアンダースローの快速球投手です。なで肩の華奢な公称180cm,72kgの体から繰り出される球は非常に速く、又右打者の内角をえぐる様なシュートはもの凄い威力がありました。昭和39年には自己ベストの25勝を挙げていますが、その上に同僚の小山正明、スタンカ、石井茂雄がいた為最多勝には届いていません。通算で9回二桁勝利を挙げており、非常に安定した成績の選手ですが、何故かこの投手に関して詳しく語られる記事は非常に少ないものです。その原因としては、この投手には常に黒い噂があり、その為か不可解な移籍もあり、更には暴力団との交際の記事も出ていました。多分彼は八百長行為にも絡んでいたのでしょう。その実績の割に彼に関する記事が異常に少ないのは、その八百長行為のせいではないかと思います。しかし彼の残した実績は素晴らしく、八百長をしていながらという事であれば、変な意味でもっと凄い実力の持ち主という事である訳で、もう一度切れ味抜群の彼の投球を見たいものです。
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