最近何故か榎本喜八選手の事が気になって仕方ありません。そこで少し榎本喜八選手の通算成績の数字が現時点に於いてどの位の位置になるかを調べて見ました。榎本喜八選手の通算打率0.298は、規定打数4000以上の選手の内では25位、通算安打数2314本は15位、通算本塁打数246本は61位になります。優れた数字ではありますが物凄く傑出しているとは言えない数字かと思います。打率と本塁打数で榎本喜八選手を上回る数字を残している選手としては張本勲、王貞治、落合博満選手を始めとして10名以上存在しています。しかし昭和30年のデビュー当時こそ私の年齢的に彼の存在を知らなかったものの、彼の存在をはっきり記憶している昭和35年初の首位打者を獲得した年以降の彼の打撃を見ていると、どうしても残した数字以上と言うよりも遥かにその数字を超えた存在感を感じてしまうものです。昭和30年代と言えば、50年以上前になり記憶は薄れがちになるのですが、榎本喜八選手の大地に足がしっかり着いているかの如くの安定した打撃スタイルは今でも鮮明に覚えております。
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