報道によると、松井秀喜はシーズン終了を待たず、ヤンキーススタジアムの最終試合に久し振りに出場後、膝の手術を受けるそうです。仮に手術が巧くいったとしても、来シーズン、ヤンキースでの彼の存在価値が、どの位あるのでしょうか?非常に疑問が残ります。先ず基本的に、彼は肩が弱く、守備範囲も狭く、更に守備勘にも優れない事から外野手としての出場は厳しいかと思います。現在ヤンキースの外野の布陣はライト、アブレーユ、センター、デーモン、レフト、ネイディとなっていますが、この内で彼が狙えるのは、俊足ながら超がつく程の弱肩及び、グラブさばきに優れないデーモンの守るセンターでしょう。しかし、肩は弱いながらも、控えとして俊足であり守備に優れている若手のガードナーの存在があります。ではDHを狙うとしても、同じく守備は苦手ながらも、打撃力には優れるジアンビ、デーモンとの争いになり非常に厳しいかと思います。更にヤンキースは、毎年資金力の豊富さを活かし他球団から、かなりの補強をしており、来シーズンどんな大物選手が入団するかも知れません。従って彼の前途は多難でしょう。アメリカンリーグの打撃力に優れないチームでのDHが、最も好ましいかと思えてなりません。
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