フェリックスヘルナンデス投手の球速は前回触れました様に、直近3年間でもかっての速さは影を潜めています。しかしフェリックスヘルナンデス投手の成績は落ちるどころか、安定感を更に増しています。直近3年間の通算勝利数は40、毎年200イニング以上を投げ、イニング数を超える三振を奪い、防御率は昨年の2.14を始めとして、悪くても3点をやや超える範囲に収めています。現在メジャーでも間違いなくベスト3に入る投手かと思います。つまり現状の彼は球速の落ち込みとは関係なく、敢えて球速を出さずとも相手を抑えられるレベルに達していると言っていいかと思います。投手とは勝つ事或いは勝てなくともベストピッチをする事こそが与えられた使命なので、現状の彼に文句をつける事はないのですが、かっての豪腕、豪速球投手の姿を知っているだけに物足りなさを感じてしまうのも事実であります。今年29歳になるフェリックスヘルナンデス投手ですが、年齢的にはまだまだ速い球で十分勝負出来ると思うので、妙に巧い投球、円熟化しない投球を見たいものです。
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