totoroの小道

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スーホの白い馬 スーホの年齢と競馬について

2014-02-25 09:23:15 | 2年 国語

スーホの白い馬について、思い違いをしていたことに気がついた。

スーホは何歳だろうと考えたときに、最初は小学校2年生ぐらい(7~8才)ぐらいで
競馬の場面から後は20歳前後だろうと考えていた。

王様主催の競馬に出るのだし、「一等になったものは、とのさまのむすめとけっこんさせる。」という条件を考えると、当然そうだろうと思っていたのだ。

 

競馬という言葉が気になって調べた。
スーホは競馬に出る。
その競馬の景品として「お姫様」「金貨三枚」がでてくる。
日本で競馬というと、ギャンブルの競馬を思い出す。
果たして、モンゴルの競馬は、日本の競馬と同じようなものなのだろうかと疑問に思ったのだ。


モンゴルは遊牧民であり、ジンギスハーン以来の騎馬民族である。
彼らが大切にしている文化が3つ(すもう・弓射・競馬)あり、ナーダムというお祭りでは必ず行われる。

その騎手は、驚いたことにどれも参加者が子どもなのだ。

競馬は騎手がなんと6~12歳までの子供たち。
走る距離は15~30km。レースに参加する馬の総数は最低でも1,500頭、
多いときは1万頭を超えるときもあるようです。

モンゴル式の競馬は、馬と子どもの騎手だけが、ゴールからスタート地点をめざして歩き出す。
スタート地点は、はるか15~24km向こうにある。
そして、スタート地点に全部の馬が到着したころを見計らって、各馬一斉にスタートする。
年端も行かない少年を騎手に仕立てるのは、できるだけ馬への負担を軽くするためで、
中には馬具もつけず裸馬で走る少年もいるそうだ。
時速50~80km出ているという(時に)危険な競技。
子ども達も真剣勝負だ。

レースは馬の年齢別に行われます。
騎手は体重の軽い6、7歳から11歳くらいまでの子どもがつとめます。
こんな幼い年齢でも、モンゴルでは一人前の立派な騎手。
3、4歳から馬に乗り、常に馬に接しているモンゴル人ならではでしょう。
また、驚くのはその走行距離で、一番年齢の若い2歳馬レースで15km、
6歳馬以上のレースとなると約30kmもの長い距離を走らねばなりません。
これは世界的にも例をみない長い距離のレースなのだとか。
夏の暑いさなかに、これだけの距離を全力疾走するわけですから、騎手にとっても馬にとっても本当に過酷なレースです。
途中で落馬する子どももいますし、ゴールしたあと力尽きて死んでしまう馬も出るほどです。

つまり、
競馬に出たときのスーホは、小学校の高学年ぐらい。
だから、王様にバカにされたり、
家来にぼこぼこにされても、渋々従う以外なかったのだ。

 

国語なので、文中の言葉から大事なことを読み取りたいと思っている。
しかし、文中からだけでは分からないこともある。

 


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