私自身も図工で校舎の絵を描かせたことがある。また、授業研究の会でも何度も「校舎」の絵の研修を行ってきた。 校舎は、子どもたちが毎日過ごす大事な場所だから、子どもたちは意欲的に取り組む。意欲的に取り組むからこそ、全員に「上手にかけた。」と満足感を持たせてあげたい。
校舎にも、たとえばあじさいの「一つの花びら」だったり、自画像の「鼻」だったり、手の「爪」だったりというようにまず、これを徹底 . . . 本文を読む
39回目の「授業研究の会」 1月18日まさ先生が、2学期に取り組んだ絵画 6年生
自分の一番思いでのある場所を描くことがテーマ。「一生の宝にしよう。」と呼びかけた。校舎、プールなど、それぞれの思いの強い場所を選んだ。
今回はペンで下書きして、彩色した。前任校では、下書きを6Bの鉛筆で行ったが、それでは色が薄かった。今トラスの少ない絵になってしまうので、ペンで下絵をした。また、鉛筆で下書きする . . . 本文を読む
12月の授業研究の会 鈴木先生の実践です。
前回、下絵だったランドセルが完成しました。
まず、6年間の思い出が詰まったランドセルについてそれぞれが思いを紹介し合いました。ランドセルに対する愛着をしっかり感じてから、作品作りに取り組んでいます。
彩色について赤は絵の具の赤をベースに混色してグレディエーションをだしていきます。黒は、三原色で作ることにも挑戦しましたが、なかなか上手くいかないの . . . 本文を読む
12月の授業研究の会 川村先生の実践です
以前下絵を見せていただきましたが、今回はその彩色した作品を持参していただきました。
下絵川村先生は、何度も自画像を描かせているので、ポイントを確実に押さえて指導されていました。まず鼻をかきます。鼻の穴の大きさを指示することで、顔全体の大きさが決まります。鼻の3つの膨らみをよく見て描いた後、鼻がどこまで続いているかを見ていきます。目の上まで続いること . . . 本文を読む
12月の授業研究の会 鈴木先生の実践です。※ごめんなさい。持参したデジカメが、電池切れで写真が撮れませんでした。
昨年の、もちもちの木の技法を生かして、もっと効果的な題材に取り組みました。和紙に彩色すると、軟らかい色合いになります。さらに、水加減を調節するとぼやけた感じを表現できます。その和紙を、しわくちゃにすることにより、その淡い色にさらに濃淡がつきます。すると、海や空気の質感が出てきます。
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12月の授業研究の会 平野先生の実践です。
一般多色版画に取り組みました。平野先生は、6年生を受け持つと、毎年「やまなし」の一般多色に取り組ませています。今回は、同じ宮沢賢治でも、銀河鉄道の夜を意識した作品づくりに取り組みました。
蒸気機関車の写真を見て、下書きをします。細丸刀で線彫りをします。
色づけ色つけは水加減が難しいです。基本的に水は使いません。水を使うと、べたっとしてのっぺりと . . . 本文を読む
12月の授業研究の会、平野先生の実践です。
取り組んだ期間は、2学期の3ヶ月です。34年複式の中の4年生2人の作品です。
下絵お互いにモデルになってポーズを取り合い、それをデジカメで撮影した写真をもとに作成しています。音楽が得意な子は、気持ちよく吹くイメージで目を閉じていて、よい表情を作っていました。まず、目だけ、手だけ等部分部分から下書きします。下書きだけで1ヶ月掛かりました。
彫 . . . 本文を読む
マコTさんが、実践している「リコーダをふく私」の絵をもってきてくれました。マコTさんは、9月から産休・育休があけ現場復帰したばかりです。毎日、子育て・家事をきっちりこなしながら、授業改善に日々努力しています。
この「自画像」は、産休に入る前にも取り組んでいます。今回は、その時に学んだ指導技術を精一杯試していることが感じられました。
目=ぎんなんみたいにしない。 上の線と下の線の . . . 本文を読む
正委先生から、図工「ランドセルを描こう」の実践を紹介していただきました。
いつも、正委先生の取り組みはとても参考になります。まずは、意欲を高めます。T:6年間お世話になったランドセルを、よく見てごらん。 色々な思い出がわき起こるよね。S:おばあちゃんが、入学のお祝いに買ってくれたんだよ。S:青にするか、茶色にするかさんざん迷ったよ。S:1年生の頃は、肩ベルトを一番小さくしていたけど、もう3つも穴 . . . 本文を読む
5年生図工で、友達の顔を描き合った。
学期末に時間の制限のある中で作成したので、十分に時間がかけられなかった。出入りだと、時数が足りない。計画不足だった。また出張が多く、自習で取り組む部分が多かった。
そんな中でも子どもたちはよく頑張って、最後まで仕上げることができた。1年間取り組んできたことで、色に対する感覚もよくなってきているし、絵に対する自信も持ち始めていることを感じた。
友達の顔 拡 . . . 本文を読む
正委先生が、自画像の実践を紹介してくださいました。毎回、正委先生の指導には驚かされます。
指導が丁寧だし、どの子にも理解させ、徹底されています。
今回、正委先生の指導の重点の一つに顔のバランスがあります。
顔は、目を中心にして、上下がほぼ同じ大きさです。左右も三分割できます。ですから、今回正委先生は「展開の核」を目と考えました。まず、目の大きさと位置を指示します。 . . . 本文を読む
彫るのは4時間でクリア。
今日からは色つけに入った。短時間で仕上げないと間に合わない。しかし校舎とあじさいの絵で、色使いの感覚に目覚めたようで、それぞれあれこれ試し始めている。おかげでちっとも先に進まない。
一般多色に取り組む子どもたち、「普通の版画の方がやりやすいよ。」といいながらも、次第にやり方を飲み込んできた。
彩色しながら、「思ったより、生々しくなったよ。」と楽しみ始めた。
この時 . . . 本文を読む
5年生の図工。今まで風景として校舎とあじさいの絵を描いてきた。版画は、人物を描かせようと思う。この中の半分は、昨年も受け持ち自画像を描かせているので、今回は「斜めから見た友達の顔」に取り組ませている。
校舎の絵に手間取り、下絵を描く時間がなくなったので、版木にそのままマジックで描かせている。4時間かかったが、ほぼできあがった。下絵に4時間のみという短時間の取り組みであり事細かに指示できない状況の . . . 本文を読む
いつも、正委先生の実践からは刺激をいたたいています。
ちょうど同じ時期に、同じように校舎の絵にとりくんでいます。その構図がすばらしいと思います。
斜めの線を使って、動きのある構図になっています。子供たち全員を視野に入れるために、様々な工夫をされていました。
ここでも、得意のデジカメを使いこなしています。
子供の描いている構図と同じ写真を撮り、それを拡大してみせることで線の方向を確かめさせた . . . 本文を読む
今頃、あじさい?と笑われるけれど、1学期から取り組んできてた5年生の風景ががほぼ仕上がった。(2クラス中1クラス分)大桑先生に見てもらい、指導の足りない部分等を話し合った。
まず、あじさいはどの子も丁寧で、すばらしい。ということは、手のひらに乗るぐらいの大きさの対象物は、どの子も満足いく作品に仕上げる支援ができていたと思う。
課題は、校舎である。
どこが、問題か。1番目に、構図をもっと教える . . . 本文を読む