トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

モリアオガエル産卵

2022-05-22 | 小父のお隣さん
 一週間ほど前、泥水池4のヒシ抜去中に周囲の立ち木で盛んに鳴いていたモリアオガエルなので「そろそろ産卵するか⁉」と期待していてようやく卵塊を見る事が出来た。今のところは泥水池だけでトンボ池も上の池も三日月池も卵塊は無い。
 昨日だったか地元紙に「産卵されました」と写真入りで報じられていたので、おっつけこっちも産卵するだろうと思っていたけれど意外に早かったというのが感想である。今までは概ね新聞報道があって一週間ほどは遅れて産卵していたから意外と言えば意外だったのだ。
 撮影するに位置が悪くてクルミの葉が邪魔をする。まあ、写っているし卵塊と判断できるから「良し」なのである。

        

**今日の蓮荷

2022-05-22 | 温故痴新
             知床の小舎の床の白骸布
                        みな声も無く花を手向けん
              東海の小島の磯の白砂に
                        われ泣きぬれて蟹とたはむる   石川啄木


             鎮魂は千代に八千代にさざれ石の
                        いわほとなりて苔のむすまで
              わが君は千代に八千代にさざれ石の
                        いわほとなりて苔のむすまで   詠み人知らず

今日のトンボ「やっぱり迷宮・・・」

2022-05-22 | 小父のお隣さん
 水見回り、棚田部で盛んにシオカラトンボ等がアタックを繰り返している。シオカラトンボのオスは怖いもの知らずというべきかクロスジギンヤンマにもアタック攻勢する。まだ時期が早いけれどオニヤンマにもアタックして逃げはしない。撮影する時に一番迷惑なのがシオカラトンボのオスなのだ。
 大型トンボの産卵シーンを撮影しようと狙っていてもぶち壊しに来るのがシオカラなのである。

 それはともかく、アタックしていた中に腹部先端まで一色の個体がいるではないか。「久しぶりに見るシオヤトンボのオス!」とばかり接近したのだがシオカラトンボとの合戦に明け暮れて落ち着いてくれない。それでもアタックが済めば元の位置に戻るのは習性みたいなもので何度かの機会を逃しつつ待つ事数分、ようやく足元での1枚を撮影したのだった。

 しかしながら自宅のPCで拡大し図鑑対照してみたら「???」になってしまった。ハラビロトンボにも似ているしシオヤトンボの様でもある。アサヒナカワトンボを例に出せば個体差は10通りくらい撮影できるはずで、これが素人の判別を迷宮に誘うのだ。