トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「イトトンボ科」まででイトトンボか?で終わり

2022-05-26 | 小父のお隣さん
 3日連続してのタナゴ釣り、何故にご執心ご執着かと言うと「カワセミ様御用達」なのである。クチボソで一向にかまわないのだけれど「釣れない!」のであって誠に連れないさ・か・な・。ぼやいてみたところで釣果は変わらない。そもそもウキを見つめるよりその水面に映るトンボの姿を探すようでは気もそぞろなのだった。
 水面の影は明確なのに顔を上げても視認し難い。背景の樹木に紛れてしまうのであった。種はコシアキトンボが主で時折はクロスジギンヤンマ、時にはサナエトンボの仲間だろう、やや小ぶりのヤンマ型が通るのだが小生には判りかねる。

 写真の種は「イトトンボ科」までは分かってもその先が詰まってしまう。動きを認めた時は「アオモンイトトンボ」かと思ったけれど体色が青かったからであって文芸的判断だ。帰宅してトンボ図鑑と写真対照したけれど決め手が判らず「アオモンイトトンボ」か「アジアイトトンボ」のどっちかで「アジアイトトンボ」だと30mmとあり35mmを越える体長では相当し難い。そもそも判断の根拠が図鑑のオスメスの体色と似ている…ではねえ・・・。

    

棚田部への田植えイーベント・フイールドでの無理ベント

2022-05-26 | 感じるままの回り道
 苗が徒長したから予定日より一週間前倒しで開催した。しかし途中の道路が倒木で未明から通行不能、小生は業者より早く倒木処理に取り掛かったからそれだけで一日の活動は済んだ感覚。だから田植えも手を出さず会友に任せたのだが、その前には田作りもしているし八面六臂するほどの事でもないのだ。

 会友と家族、田植え参加の家族の総勢60人のイベントとしては最大規模の参加人数なのだが、それに伴いフイールドの痛みも大きい。サービスのし過ぎでエコトーンや林道の法面に垂れる花木まで刈り払われる事態では「里山保全を何と心得ておる!」と印籠の一つも出したい事態となってしまった。
 「里山保全活動団体」として県との協定をもとに活動を続けていても人の出入りで風化もすれば劣化もする。そもそも「里山環境保全」や「生物保全」などは通常の社会活動歴の中に備わっているはずも無いので、みずから学ぶ意思と現実が伴わなければ有害事象をもたらすだけである。
 他の団体活動には言い続けてきた結果は宣戦布告されたままであるけれど、これが内輪に向かうと更に状況は悪化する。学ぼうとする姿勢も修正も無い限り言われた方は「うるさい!」しか生じないのが世の常で、ここが最大の難関で障害なのが現実でもある。
 イベントをすればその中の3割は網や虫篭バケツを用意して参加する。そういう場所ではないのを事前に伝えない主催者側の問題でもあるけれど、これも認識できていない結果の一つにしか過ぎないのだ。

 別件ではあるが先日に開催された「夜間山中演劇」、担当者からお礼のメールと共に「来年も使用したい」の問い合わせ付きだった。今回、打診されたのが開催予定期間の一カ月前で、何で差し迫った話になるか聞いたのだが「どこも断られてきました」との返答で「一カ月前になっても開催場所が決まらないのでは緊急事態」との認識から「今回限り」と現地説明会の折りに伝えてあるのだが完全無視された格好だ。
 こういう姿勢の結果が「嫌がられる」「迷惑三昧」として認識されていくのであろう。

 理由は「環境が良いから」なのだが、かの環境破壊NPOも「良いところですね!」と言いつつ環境破壊は止むことが無く結果的に「小うるさい事ばかり言ってくる」と関係のない寄り合いで放言している始末では「われ戦闘状態に入れり!」とならざるを得ない。だてに「良い環境」を創出してきたわけでも無いし、荒らされるために整備してきたわけでもなく世を挙げて「生物多様性」なんて流行言葉が蔓延しているが、そもそも「環境多様性」を失った世界に生物多様性など無理な話である。狭いフイールドの豊かな生物層は「環境パッチワーク」と「植生モザイク」綾織りの結果なのだ。

 そもそも里山の荒廃は生活との関係が失われた結果でもあり、その存在が無くなった以上人間主体の感覚で入り込む事事態こそ認識不足というもので結果は破壊の戦端を開く事なのだとすら認識しない。まあ、他人のふんどしで相撲を取って美味しいとこどりしたいのは世の常か。その上「プーチン症候群」はどこにでも存在する程グローバルである事は理解できたが植生をみて「雑草!」と言い捨てる感覚では話は通じないだろうね。そこが「プーチン症候群」たる所以か・・・。

       終了