トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*今日の一苦

2022-05-12 | 温故痴新
            通報さえ出来ぬ船なり蝦夷の春

             鏡一つうれぬ日はなし江戸の春   其角

突端部台地の枝払い

2022-05-12 | 今日は真面目に
 初冬と早春にハギとカラムシを列植しておいたのだが落葉期には陽光燦燦と届いた地上部も若葉が茂ると日陰になってしまった。「多少は日陰になるだろうが生育に必要な日照はあるだろう」てなもんや三度笠で植え付けしたばっかりにハギもカラムシも若葉を出してくれたのに陽盛りに届かなくなっている。これでは生育に差し支えるので上部を覆っているクヌギとコナラの枝を払った。

 払った時間は午前だから払ったとて日照が回復する事も無いのだが正午の前後から多少は日差しが届くだろう空間が出来た。4.5m伸びる枝切鋸なのでまだ余裕がある。日照の届き具合を観ながら再度の枝払いをする手間は惜しくはないのだ。大樹となる樹の枝の数本より林床部の植生を優先しなければならない。

  ➡   クヌギの枝払い


                    ➡   コナラの枝払い

12日、サンコウチョウの鳴き声を聞く!

2022-05-12 | 感じるままの回り道
 夏鳥として渡ってくる鳥の中でオオルリなどは既に入っていて囀りしているのだが未だに聞き分けられない小生なのだ。遠くから近くから何種も入り混じって耳に届くようでは分かるはずも無いし「それだけ」の一種でも万歳三唱CD参照。
 その中で聞き取って断定できる鳴き声の一つがサンコウチョウなのだ。12日、水見回りで意図的に種を放り込まれたヒシを素手で抜き取っていた時に林内から「初鳴き」と言って良いのかどうか「初聞き」なら間違いなく聞いた。ツツドリやジュウイチなども聞き分けられるけれど繁殖種でも聞き分けられない種の方が多い。先日、放映された「家畜化」を内容とした番組で「小鳥の鳴き声」、番組ではジュウシマツを例にしていたが「家畜化」するとジュウシマツでは「愛玩化」だが、された種では囀りが多様化する傾向があるのだとか。

 野生種、元の個体は単純な繰り返しの傾向があるとかで、そうだとすると明確に単純化されたパターンのツツドリやジュウイチなどはペット化し難い種になるのだろうか・・・。まあ、どうでも良い事ではあるけれど。
 関連記事で攻撃的なシベリヤギンギツネを選抜飼育して50代、性格もおとなしくペット如きにまで変化したとの報道は既に一昔も前なのだがツツドリやジュウイチなどの渡り鳥を選抜育種して50年、ペット化したとて単なる証明でしかないもんね。