トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

明日には羽化か?

2022-05-29 | 小父のお隣さん
 水見回り・トンボ確認の道すがらエノキ林の林床にあるヒオドシチョウの蛹を見に行ったのだが既に変色しているではないか。自宅のジャコウアゲハの蛹は黒く変色すると概ね翌朝には外殻だけが残っている。撮影したくて早朝に起き出しても姿を認められない時の方が多く、日差しがある頃に見る羽化体は何らかの異常個体が多かった。

 ヒオドシチョウの羽化や羽化直後の個体は見たことが無いので明日は少しだけ早めに行って見たい。起床も朝食も早くして、なんて事まではやらないので気持ち早めに出かけるだけなのだがさて、当たるも八卦当たらぬも八卦か・・・。

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泥寄せで応急的処理

2022-05-29 | 水辺環境の保全
 棚田跡のどの棚も漏水に悩まされ続けている実情があるが特に二つ池の棚が始末できていない。下の棚へ法面の3カ所から漏水が続いていて収まらないのである。池の中の漏水孔顕在化多発部は潰すのに手を焼き、水域を狭めて陸地化して解決しようとしたものの漏水が止まったのは一時だけでその後も漏水は復活して流入部は不明なままなのだ。

 前回、泥で埋まり浅くなった部分の泥を移動させ有効水域を広くしたのだったが、その時に埋め立て部分に泥寄せしていたのだ。その結果、一時的ではあったが漏水が止んで「少しは効果あり」と思えたからこの日もトンボで泥を押し寄せて護岸木の前に泥を重ねた。
 ついでに池内に繁茂しているイネ科の野草を抜去して並べてみた。活着すれば漏水の邪魔をしてくれるのではないかと淡い期待もある。作業を終えて下の棚への漏水部を確認に行ったら2カ所は止まっている。やはり泥寄せでも多少の効果がある。流入部は依然不明なのだが池の底、耕盤下には漏水トンネルのネットワークがある場所だからやはり自転車操業・水商売からは脱却できない。
 世間はコロナ禍で商売左前が多いと聞くけれど小生は水商売・自転車操業増々多忙で祝着至極である。流れ出るのは漏水だけでなく汗も涙もため息も・・・。インバウンドなぞに期待しなくても活気に満ちている水域なのだった。

     二カ所の漏水は一時的にせよ止まった