トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**今日の蓮荷

2022-05-21 | 温故痴新
             二人行けど行き過ぎがたき黄泉路行き
                         いかにか君が独り越ゆらむ
              二人行けど行き過ぎがたき秋山を
                         いかにか君がひとり越ゆらむ   大伯皇女


             旅人の宿る磯沖浪立てば
                         ひしと守れよ胸に海神
              旅人の宿りせむ野に霜降らば
                         わが子羽ぐくめ天の鶴群   遣唐使母

懲りずに丸胴巣箱を…3

2022-05-21 | 何よりの楽しみ
 5月ともなれば分蜂期に入ってくる。巣箱の設置を急ぎたいのだがフイールドが夜間演劇の会場となった事で大幅に予定が狂ってしまったしチェーンソーの修理費は莫大だし腰痛は再発するわで「良かった」のは観客と主催者だけだろう。愚痴を言っても丸胴巣箱は完成しないから、この日も粛々と作業を行う。

 前回、チェーンソーで穴を広げ底板と屋根板を古材の継ぎはぎで用意したのだが、かの演劇開催時に使った敷板ベニアを払下げしてくれたのでこれを使用することにして改めて材取りとなったのだ。
 ついでに丸胴のくり抜き部表面をサンダーで少し削り取った。滑らかにするというのではなくチェーンソー作業で付着したオイルの痕跡を少しでも減少させたいためなのだ。天井になる部分は竹で巣房の落下防止のクロスを入れる。

 手引書には「空洞内に蜜蝋や蜂蜜、黒糖焼酎などを塗付すると良い」とあるのだが生憎蜜蝋も蜂蜜も手元には無く「発酵材」なら無難だろうと酒粕・豆乳ヨーグルト・イースト菌・キビ糖・酢・水の混合体を作り二晩寝かせてから内部に塗布した。効果のほどは未知数で爺我自賛の賜物でしかないのは承知の上での二度童のお遊びでもある。
 床板と屋根板、断熱マット、トタン板と部材は揃ったから後は設置するだけである。廃用になったバイオトイレの構造体の上に設置する予定なので梯子を掛けて引き揚げねばならず、少々腰が不安でもある。

 サンダーで内面研削     誘引処理液塗付     巣房保持棒取り付け