トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヒオドシチョウの蛹

2022-05-25 | 今日は真面目に
 左の写真は1週間前の蛹化寸前のヒオドシチョウの幼虫だ。エノキに産卵して育っているのは見上げれば食痕が見えるから判っていたものの梢周辺にいたので幼虫は見えなかった。

 ようやく終齢幼虫となりエノキから降りて林床で蛹化が始まったのである。10年も前に大発生した時はトイレなどの人工物やフェンス、草藪の野草など至る所に蛹を見たのだがヤマトシリアゲが大挙襲来し瞬く間に体液を吸い取り全滅に近い被害になった。
 それからは大発生は無く期待外れの時期ばかり続いている。それでも蛹を確認できたのはラッキーと言える。草むらを探したら五頭ほど見つけたけれど歩き回れば蛹化した野草を倒してしまうかも知れず存在だけ確認できたから2頭は写真に撮ってみた。6月初旬には羽化できる頃合いなのでその頃に鵜の目鷹の目お爺の目で探さねばならん。

                  

バンビーノ草紙

2022-05-25 | 今日は真面目に
 昼には少し早めに作業を終えたから久しぶりにバンビーノ・ガーデンに寄ってみた。案の定、草刈り必要な頃合いになっている。畝の中の草取りまでは何を植えてあるか不明の小生では荒らしてしまう結果もあるだろうから通路だけの刈り払いにとどめた。
 先般、設置した天水桶の周囲のニホンハッカも野草に埋もれていて、ここは手取りの必要箇所だけれど時間が無いゆえ刈り払い機で処理できる範囲だけにした。刈り払い機は現地の小屋にあるのを使ったのだが刈り刃が摩耗して切れ味が悪く、その上、刈り刃に飛散防止の安全カバーが近すぎて刈り草が直ぐに詰まり回転停止になる事度々で作業し難かった。

 そんな具合のつもりで行った訳でも無いので道具は用意しておらず小屋に道具があるかどうかも判らずで、次回に工具持参で調整するしかないだろう。伸びた夏草だけでなく地表を覆っていいる蔓草も退治するつもりで刈り払っていたらヘビを傷つけてしまった。体色と背筋の模様からタカチホヘビだろうと判断したのだが致命傷にならなければよいが可哀そうなことをしてしまった。しかし首の両脇に三日月斑がある。ヒバカリはこれで判断していたがタカチホヘビの幼体には合ったかどうだか。ヒバカリとすると何時もみている体色ではないのだがまあ、どっちでも良かろう。

 春先に通行の支障になるから栗の枝を切ったのだが、そこにハエやオオスズメバチが来ていた。大柄な女王様で艶やかさと言え造形の妙と言い指で触れたくなる魅力がある。この場合、手を出しナデナデしたらセクハラになるのだろうか、助平ジジイと一突き見舞われるのだろうか・・・幸いにしてと言うべきか未だに「この手は痴漢です!」と手首まで腫れるほどのひと針で宣言されるような事態は行った事が無い。
 これだけでも少しは真っ当な歩みをしてきたと爺さん、いいえ自賛するが作業の終わりついでに先般、整備した沢脇の駐車広場に見切りとして列植したクサギの様子も拝見。日当たりは良くは無いものの活着はしていた。その中の一株が「斑入りのクサギ」で、これは増殖すれば高嶺が付きそうに思える。