トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「ちゃぶ台返しだぁ!」

2022-05-08 | 小父のお隣さん
 ホント、迷宮に迷い込んだ感じ。8日に撮影した写真のトンボは時折は目にするタイプなのだが写真対照してみると「アサヒナカワトンボ」にも「ニホンカワトンボ」にも似た様な個体が出ている。研究者が解明した生息地区分で混在していない地域ではファイト一発でなくても片付くのだろうが混在している地域では素人の小生には手の打ちようがない。
 ネットを閲覧していくと「DNA」鑑定でなければ断定できないほど似ている、ともあった。これでは素人の末席を汚している小生では太刀打ちできる訳もなくトンボ返しどころかちゃぶ台返しで鬱憤を発散させたーい。一応はプリントをしてS先生に判断してもらう心算なのだが小生、未だにニホンカワトンボとアサヒナカワトンボの違いの意味さえ分からないままである。
 ただ我が心魂に巣喰らう「そそのかし」が「ニホン、ニホン」と耳元で囁くから「ニホンカワトンボ」としておこう。そうすれば今期出現種が一種増すのである。まあ、大概、道を過つのは欲に負けたからであって「良く似た」からではないのだ。

       

*今日の一苦

2022-05-08 | 温故痴新
             髭はえて容顔蒼く皐月入り

              髪生えて容顔蒼し五月雨   芭蕉

今日のトンボ「クロスジギンヤンマの産卵」

2022-05-08 | 小父のお隣さん
 今期のクロスジギンヤンマは♂が初見体だった。その後はオスメスともに視認できているし産卵時も見ているのだが撮影機会に恵まれなかった。
 この日はクロイトトンボの初見で気を良くしていた葦抜去中のトンボ池にオスもメスも飛来しきりだったので連結体か産卵を撮影できると期待していて産卵だけ撮影出来たのだ。カメラが変るとカメラの癖も変わる。旧カメラ2台は背景にピントが合うか手前に合うか、その時々で安定せず「スポット焦点」にしても思ったほどでは無かった。

 今回のカメラは望遠側にするとピントの合う範囲が狭くなるし合焦範囲では手前にピントが合う傾向があって「ここ!」と言うところには合ってくれないのは似た様な物だった。ピンポイントがピンポイントで無い様なまあ、小型カメラの宿命かも。時折、野鳥撮影に来る人たちはカメラとレンズだけで「ん十万円」とか言うけれど小生は指立てするだけで間に合ってしまうカメラなので性能の違いをぼやいてもここはしょうもない。写真漢の念入りな仕立てと通りすがりのスナップカメラでは競争は出来ない。