トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ガサガサは半世紀ぶり

2014-05-26 | 今日は真面目に

Photo_2  会友からボッタイを借りてガサガサを行った。泥水地に放流するホトケドジョウを捕獲するためだ。結果はゼロで哀しい。Photo_3

 「ガサガサやって獲れましたよ!」と聞き、勇んでいったのに空振りである。網に入るのはカジカの仲間ばかり。水槽で鑑賞するのはユーモラスであるけれど、小生は環境改善のために泥鰌がお望みなのだ。

 ボッタイはしばらく借りて、実際に捕獲した場所で行ってみる。執念である。このガサガサ、少年期に行って以来だから半世紀ぶり…だった。


ヒオドシチョウ羽化

2014-05-26 | 小父のお隣さん

Photo  拠点にいたらS氏から「羽化した個体がいる」との連絡があって、急いで駆け付けた。高い位置におり、枝を下げてもらったが写真の角度が精いっぱいだった。斜めから薄く見る位置だったが美しさは感じ取れる。Photo_2

 多くの幼虫が小鳥の餌になり、蛹になった固体も半分近くは損なわれたり姿が無くなっている。食べたり食べられたりの関係の中で、お互いが命を紡いでいるから残酷感は無いけれど、無常感は感じる。

 蛹を損傷しているのは小鳥が多いのだろうと勝手に思っていたが、考えるまでもなく昆虫にも肉食性の種は存在する。Photo_3今回は偶然にもその現場に出合わせた、先日、始めて見たシリアゲ虫の食事の場面だ。食事が終わってから蛹を確認したら外殻が大きく損なわれていた。突き刺して体液を吸うだけでもなさそうだ。