クリーム色のまま変化が見られなかったシュレーゲルアオガエルの卵、今日も立ち寄りのぞき見したら孵化が始まっていた。
胚を包んでいた泡状の物質は、いくらか水っぽくなっていて、その中で次々と体を現してくるのを目撃出来た。孵化の現場に出会う事など初めての事だし、今後も立ち会える機会は零に等しい場面だ。
モリアオガエルの様に泡の塊から脱出すればそのまま水面に落ちるという位置関係には無く、体長の何倍もある距離の地上を移動しなければならないから、水に入れるのはウミガメの子より難しいように思えたのだが…。