トンボ池から人の声がしてきた。見通せる尾根の末端から見たら御一行様だった。
スタッフの話によると「体験会」とのことで、初めての母子だけなのだそうだ。と言われてみても小生に見分けがつく訳でもなく、全員、何時ものグループと同じに見えてしまう。
トンボ池もトンボやカエルが定着しただけでなく、こういう活動のコースに入ってしまった。二本足の小さい生物で小生の思惑からはやや外れた対象になるのだが、教育的価値を思うと無下にも出来ない。今のところは「小さい生き物」の範疇で見ている。
しかしながら生息している生物とは異なるから、環境負荷は生じる。目下のところ、ここが微妙なところで「他に変わる場所が無い」事は承知だが、なんと言ったって箱庭サイズの水辺なので、それ故にいつかは限界が来るのだろう。水辺であるけれど「火車」を抱えている思いだ。