トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

所在も名前も判らん…

2014-05-18 | 小父のお隣さん

Photo  トンボを探しにヤナギの林に入った。一瞬、ゴミが飛んできて幹にくっついたので、不思議に思い眼を凝らしたら菌糸が見えた。

 「カビか苔か?」と更に良く見たら、それは蛾の様だった。全く幹に付着した菌糸にしか見えない。

 今も昔も「偽装」華やかなりしままで、昨今は内外で国を挙げて堂々と偽装がまかり通る。しかしながら、こういう偽装は微笑ましくも逞しく許される。

 「吾輩は蛾である。名前はまだ判らん」と夏目漱石なら書き出したいはずだ。この文、文法的にはおかしいか…。この名前、S先生に教えてもらったのだが、書き留められなくて、車に戻った頃には失念した。記憶力の衰えには勝てない。


トンボ池の来客

2014-05-18 | 感じるままの回り道

Photo  トンボ池から人の声がしてきた。見通せる尾根の末端から見たら御一行様だった。

 スタッフの話によると「体験会」とのことで、初めての母子だけなのだそうだ。と言われてみても小生に見分けがつく訳でもなく、全員、何時ものグループと同じに見えてしまう。

 トンボ池もトンボやカエルが定着しただけでなく、こういう活動のコースに入ってしまった。二本足の小さい生物で小生の思惑からはやや外れた対象になるのだが、教育的価値を思うと無下にも出来ない。今のところは「小さい生き物」の範疇で見ている。

 しかしながら生息している生物とは異なるから、環境負荷は生じる。目下のところ、ここが微妙なところで「他に変わる場所が無い」事は承知だが、なんと言ったって箱庭サイズの水辺なので、それ故にいつかは限界が来るのだろう。水辺であるけれど「火車」を抱えている思いだ。