写真:チャイティーヨーパゴダのゴールデンロック(11/26撮影)
「ミャンマーへ行こう!」
なんて誘っておきながら、どこへ行くのかプランも示さないのはサイテイ。
と言われかねないので、「とりがら時事放談」がお勧めするお笑いプラン第一弾。
まずは超有名なゴールデンロックへの旅。
A.年末年始に旅する豪華版の場合
(第一日)バンコクを経由してタイ航空のビジネスクラスでヤンゴン入り。関空からなら深夜便で翌朝到着可。成田からは夜到着。途上国とばかりの先入観でヤンゴンに到着すると完成したばかりの国際線ターミナルがミャンマーの印象を一変。しかしこのターミナルが私たち日本人の血税で作られていることを知る日本人は、少ない。
朝到着の関西人はそのままヤンゴン市内観光。シェダゴンパゴダやアウンサン将軍記念館を観光。なお、お寺の境内は履物厳禁、靴下厳禁で全て素足なので犬のウ○コを素足で踏まないよう注意を要する。(筆者は踏んでしまった経験あり)
天候は快晴。
気温は28度前後。朝夕は寒いくらいのさわやかさ。
宿泊はヤンゴン中心に位置するトレーダーズホテル。
(第二日)早朝5時頃ホテルを出発(車チャータ)。途中シッタン市の日本人墓地を訪問し、異国の地で非業に倒れた兵隊さんたちを追悼。チャイト市近くのリゾートホテルで昼食ののち、キンプン村キャンプから専用チャーター登坂用バスで楽々登山。中腹のヤテタウンでチャーター車を下車し四人の男が担ぐカゴでチャイティーヨーパゴダへ。
ゴールデンロック参拝。
遥か地上に夕日に輝くシッタン川を眺める。
チャイトホテルの見晴らしの良い崖っぷちの部屋へ宿泊。
(第三日)早朝5時に起床し夜明けのゴールデンロックを参拝。旭日奉拝。
朝食後、四人の男が担ぐカゴでヤテタウンへ下山。そこからは専用チャーター下山用バスでキンプン村へ。
キンプン村で土産物購入後、専用車でバゴー市内観光を経てヤンゴンへ。
(第四日)ヤンゴン市内のマッサージ店でリフレッシュマッサージ2時間の後、ホテルのプールで疲れを癒す。夕刻のタイ航空ビジネスクラスで帰国の途に。
B.6~8月頃に旅する貧乏版の場合
(第一日)成田からのインド航空でバンコク入り。カオサンのドミトリーで一泊した後エアアジアのエコノミーでヤンゴンへ(往復80ドル)。
ヤンゴン国際空港へ到着もターミナルのボーディングブリッジが故障でバスに乗車。バスの中の「つぎとまります」表示や「降車の時はこのボタンを押してください」などの「日本語表示」にがく然とする。
入管で手続きに手間取ったうえ10ドルの賄賂を請求される。
ほとほとの入国に続いて手荷物が出てくるまで1時間。
やっとのことでロビーへ出ると、どれが乗り合いタクシーなのかさっぱり分からず途方にくれる。
外へ出てみるとモワ~とした空気が漂い、蒸し暑い。
雨がシトシトと降っている。
ヤンゴン市内では一泊10ドルのクイーンズ・パークホテルへ宿泊。夜中は外からの音がやかましいは、停電でエアコンは止まるは熟睡できず朝を迎える。
(第二日)朝から時間潰しのためシェダゴンパゴダを訪問するも「外国人は拝観料5ドル」に憤慨し屋台でミャンマービールをたらふく飲み、飲酒を卑しむこの国の文化で人々から眉をそばめられる。
夕刻、乗り合いバスのゴールデンロック行きに乗車。
季節外れにも関わらず車内は満席。
運転席後ろのテレビからはミャンマーの音楽が大音量で流れ続ける。なお、バスは聞いたこともないような日本の観光バスの中古車両。窓枠は壊れていて閉まらず、雨粒が頬を伝う。
(第三日)未明、キンプン村へ到着。登山用バスが運行し始めるのを宿屋兼食堂で仮眠して待つ。
始発のバスに乗り込もうとバス乗り場へ行くとバスとは名ばかりの「日本の中古ダンプカーに腰掛け用板を渡したもの」であることを知りがく然とする。
超満員に詰め込まれ足を腰かけ板に挟まれ苦痛のまま「日通北関東支店」と書かれたバスで登坂開始。
ジェットコースターのような運転に悲鳴を上げながら「オープンカー」の乗客席で早く目的地へ着くことを祈る。
なお、雨合羽を着てみたが雨期の雨に効力はなくパンツまでびしょ濡れになる。
ヤテタウンで下車の後、自力で登山。
途中、坂道の石段部分で足を滑らせひっくり返りミャンマー人の参拝客の笑いものになる。
チャイティーヨーに到着するも雨のため10メートル先も見えず、ゴールデンロックの輪郭だけ見て帰る。
宿泊はチャイトホテルのビニール窓がガタガタうるさいドミトリー。
(第四日)雨は降り止まず朝日を期待してゴールデンロックに参拝するも、ライトアップの電球だけを拝んで下山。
恐怖のダンプカーバスでびしょ濡れになりながら下山。
乗り合いバスに乗り込もうにもびしょ濡れのためキンプン村の売店でロンジーを買い求め、
「よく似合うよ。ミャンマー人みたいだ」
とミャンマー人に褒められて初めて感動する(なぜ感動するのか分析は不能)。
シッタン川を渡っている途中何気なく「奇麗な景色だな~」とカメラのシャッターを切ったら同乗していた軍人の客から思いっきり叱責を食らう。
途中バゴーでバス故障。修理3時間の後、深夜ヤンゴン着。
(第5日)昨晩屋台で食べたモヒンガーで腹を壊し下痢。不安を抱えたままヤンゴン国際空港へ。
エアアジアのエコノミークラスで帰国の途へ。
と言う具合に金額に関係なく結構おもしろい旅プランが作成できます。
ま、実際はもっと普通なんですけどね。
「ミャンマーへ行こう!」
なんて誘っておきながら、どこへ行くのかプランも示さないのはサイテイ。
と言われかねないので、「とりがら時事放談」がお勧めするお笑いプラン第一弾。
まずは超有名なゴールデンロックへの旅。
A.年末年始に旅する豪華版の場合
(第一日)バンコクを経由してタイ航空のビジネスクラスでヤンゴン入り。関空からなら深夜便で翌朝到着可。成田からは夜到着。途上国とばかりの先入観でヤンゴンに到着すると完成したばかりの国際線ターミナルがミャンマーの印象を一変。しかしこのターミナルが私たち日本人の血税で作られていることを知る日本人は、少ない。
朝到着の関西人はそのままヤンゴン市内観光。シェダゴンパゴダやアウンサン将軍記念館を観光。なお、お寺の境内は履物厳禁、靴下厳禁で全て素足なので犬のウ○コを素足で踏まないよう注意を要する。(筆者は踏んでしまった経験あり)
天候は快晴。
気温は28度前後。朝夕は寒いくらいのさわやかさ。
宿泊はヤンゴン中心に位置するトレーダーズホテル。
(第二日)早朝5時頃ホテルを出発(車チャータ)。途中シッタン市の日本人墓地を訪問し、異国の地で非業に倒れた兵隊さんたちを追悼。チャイト市近くのリゾートホテルで昼食ののち、キンプン村キャンプから専用チャーター登坂用バスで楽々登山。中腹のヤテタウンでチャーター車を下車し四人の男が担ぐカゴでチャイティーヨーパゴダへ。
ゴールデンロック参拝。
遥か地上に夕日に輝くシッタン川を眺める。
チャイトホテルの見晴らしの良い崖っぷちの部屋へ宿泊。
(第三日)早朝5時に起床し夜明けのゴールデンロックを参拝。旭日奉拝。
朝食後、四人の男が担ぐカゴでヤテタウンへ下山。そこからは専用チャーター下山用バスでキンプン村へ。
キンプン村で土産物購入後、専用車でバゴー市内観光を経てヤンゴンへ。
(第四日)ヤンゴン市内のマッサージ店でリフレッシュマッサージ2時間の後、ホテルのプールで疲れを癒す。夕刻のタイ航空ビジネスクラスで帰国の途に。
B.6~8月頃に旅する貧乏版の場合
(第一日)成田からのインド航空でバンコク入り。カオサンのドミトリーで一泊した後エアアジアのエコノミーでヤンゴンへ(往復80ドル)。
ヤンゴン国際空港へ到着もターミナルのボーディングブリッジが故障でバスに乗車。バスの中の「つぎとまります」表示や「降車の時はこのボタンを押してください」などの「日本語表示」にがく然とする。
入管で手続きに手間取ったうえ10ドルの賄賂を請求される。
ほとほとの入国に続いて手荷物が出てくるまで1時間。
やっとのことでロビーへ出ると、どれが乗り合いタクシーなのかさっぱり分からず途方にくれる。
外へ出てみるとモワ~とした空気が漂い、蒸し暑い。
雨がシトシトと降っている。
ヤンゴン市内では一泊10ドルのクイーンズ・パークホテルへ宿泊。夜中は外からの音がやかましいは、停電でエアコンは止まるは熟睡できず朝を迎える。
(第二日)朝から時間潰しのためシェダゴンパゴダを訪問するも「外国人は拝観料5ドル」に憤慨し屋台でミャンマービールをたらふく飲み、飲酒を卑しむこの国の文化で人々から眉をそばめられる。
夕刻、乗り合いバスのゴールデンロック行きに乗車。
季節外れにも関わらず車内は満席。
運転席後ろのテレビからはミャンマーの音楽が大音量で流れ続ける。なお、バスは聞いたこともないような日本の観光バスの中古車両。窓枠は壊れていて閉まらず、雨粒が頬を伝う。
(第三日)未明、キンプン村へ到着。登山用バスが運行し始めるのを宿屋兼食堂で仮眠して待つ。
始発のバスに乗り込もうとバス乗り場へ行くとバスとは名ばかりの「日本の中古ダンプカーに腰掛け用板を渡したもの」であることを知りがく然とする。
超満員に詰め込まれ足を腰かけ板に挟まれ苦痛のまま「日通北関東支店」と書かれたバスで登坂開始。
ジェットコースターのような運転に悲鳴を上げながら「オープンカー」の乗客席で早く目的地へ着くことを祈る。
なお、雨合羽を着てみたが雨期の雨に効力はなくパンツまでびしょ濡れになる。
ヤテタウンで下車の後、自力で登山。
途中、坂道の石段部分で足を滑らせひっくり返りミャンマー人の参拝客の笑いものになる。
チャイティーヨーに到着するも雨のため10メートル先も見えず、ゴールデンロックの輪郭だけ見て帰る。
宿泊はチャイトホテルのビニール窓がガタガタうるさいドミトリー。
(第四日)雨は降り止まず朝日を期待してゴールデンロックに参拝するも、ライトアップの電球だけを拝んで下山。
恐怖のダンプカーバスでびしょ濡れになりながら下山。
乗り合いバスに乗り込もうにもびしょ濡れのためキンプン村の売店でロンジーを買い求め、
「よく似合うよ。ミャンマー人みたいだ」
とミャンマー人に褒められて初めて感動する(なぜ感動するのか分析は不能)。
シッタン川を渡っている途中何気なく「奇麗な景色だな~」とカメラのシャッターを切ったら同乗していた軍人の客から思いっきり叱責を食らう。
途中バゴーでバス故障。修理3時間の後、深夜ヤンゴン着。
(第5日)昨晩屋台で食べたモヒンガーで腹を壊し下痢。不安を抱えたままヤンゴン国際空港へ。
エアアジアのエコノミークラスで帰国の途へ。
と言う具合に金額に関係なく結構おもしろい旅プランが作成できます。
ま、実際はもっと普通なんですけどね。
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