とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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中国産が消えた

2007年07月28日 12時43分07秒 | 食文化
スーパーに買い物に行ったら、生鮮食料品のコーナーから中国産品が完全に消え失せていた。
めでたし、めでたし。

異変に気付いたのは鰻の蒲焼きコーナーだった。
確か先週くらいまで陳列用冷蔵庫の上には中国産と国内産の鰻の蒲焼きが約半分半分並んでいた。
ところが、今日その陳列用冷蔵庫の前を通ると「鹿児島産」「静岡産」「宮崎産」ばかりで「中国産」がまったく姿を消していたのだ。

そして消えていたのは鰻だけではなかった。
冷凍食品も「中国産」が姿を消し、レンコンや長芋などの農産品も中国産が姿を消していたのだ。
その代わり、長野産とうもろこしや徳島産レンコン、淡路島産タマネギ、瀬戸内産アジ、北海道産かまぼこなどがいつもより大きな山で陳列されていたのだった。
もちろん価格は安くはない。
安くはないが、自分の体に取り込むものだけに背に腹は代えられないので、みんな国産の食材を選ぶのだろう。

BSE問題発生以来、米国産の牛肉の販売数が延びないと報道され、貿易問題にもなりそうな気配だ。
そのBSE問題など比べ物にならないくらい深刻な中国産食材の品質問題は容易に回復することはないだろう。

中国産の食べ物が入ってこないのは国民の健康上「めでたし、めでたし」だが、輸入業者にとっては死活問題。
消費者による突然の中国産不買行動は経済にとっては決して「めでたし、めでたし」とは言えないはず。

ひとえに中国が官民共に誠実な国になることを望むばかりだ。
が、無理だろうだろうな、やっぱり。


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2 コメント

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まいどです! (本名:こばちゃん)
2007-08-20 19:51:42
まいどお世話になります。

僕もこの件について自分のブログに乗せました。

しかし、この話は僕にとっても一大事。
もうあの話以降というもの、うちの嫁はんも「中国産」の不買運動を実践しています。
細かいとこでは、「ウーロン茶」さえ買わへん。
僕はこの出来事は日本の安全で美味しい食材を見直す
いい機会ではないかと思います。

食に対してあんないい加減なことをする国の食べ物なんぞ「いくら中国が4千年の歴史」かなんかしらんけど、今が大切です。 浮かれている中国は早くバブルがはじけたらええねん!と密かに思います。

先々月会社の慰安旅行で上海へ行きました。僕は行ってませんが。。。そのお土産で買ってきてくれたコンビ二のカップラーメン・・・怖くてくえねぇ~
勇気がねぇ~ ペットボトル入りのお茶も飲めねぇ~
土産のまんじゅう、まっじぃ~

ホンマにどないしようもない国ですわ中国は・・・

しかし、最近心斎橋には中国人観光客が増えたように思います。。。あ~いやだいやだ!!
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危険車トーマス (監督@管理人)
2007-08-20 20:11:05
こばちゃんさん、こんばんわ。
奥さんが「ウーロン茶」も飲まないと。サントリーも少しは危機感を持っていただきたいもんで、「中国での外国ビール市場ナンバーワン」なんて喜んでいる場合ではありません。

ところで、中国はインスタント食品も危険です。
上海土産で同僚さんが買ってきたカップヌードルは処分されたが良かろうでしょう。
ご存知の通り、インスタント食品は日本のものでもたくさんの添加物が含まれています。
これが中国ともなれば、何をいわんや、です。

中国土産は食い物だけでなく、オモチャも危ないです。
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