人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

世界的なソプラノ歌手グルベローヴァ死去 / ネットフリックスで「全裸監督」を観る ~ 村西とおる監督の型破りな半生を描いた超長編ノンフィクション

2021年10月19日 19時41分13秒 | 日記

19日(火)。今朝、整骨院で治療が終わってから東京曳舟病院に行き、「入院・手術証明書」の作成を依頼してきました 救急車で運ばれ、退院時もそそくさと帰ってきたので、病院がどのような建物なのかが分からなかったので、外から全貌を見てきました 曳舟駅直結といってもよいくらいの恵まれた場所にあります。駅の改札を出てちょっと歩くだけで病院の入口にたどり着きます 証明書ができたらケータイに連絡してもらうよう手続きしてきました

ということで、わが家に来てから今日で2474日目を迎え、19日に公示された衆院選は自民・公明両党の連立政権を維持するか、立憲民主党など野党に政権を託すかを問う選挙になるが、立憲民主党や共産党が候補を一本化したことにより、一騎討ちに近い「与野党対決型」は289ある小選挙区の5割ほどを占めることになった  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     投票に行かない人に文句をいう資格はない  棄権は危険だ  若者たちよ立ち上がれ!

 

         

 

夕食は「おでん」と「生野菜とツナのサラダ」にしました 寒い夜は おでん がいいですね その昔「おでんは待ってます」という某コンビニの名キャッチコピーがありましたね 「お電話待ってます」と「おでん🍢は待ってます」に引っ掛けた絶妙なコピーでした

 

     

 

         

 

昨日の朝日夕刊によると、世界的なソプラノ歌手の一人、エディタ・グルベローヴァが18日、チューリヒで死去しました(享年74歳)。スロヴァキア生まれ。ドニゼッティやベッリーニなど、コロラトゥーラと呼ばれる声の技巧で繊細な感情を表現するイタリアオペラを得意とし、「ベルカント(「美しい声」を意味するイタリアオペラの代表的な唱法)の女王」と呼ばれました   1968年にデビュー。70年にウィーン国立歌劇場でモーツアルト「魔笛」の夜の女王役を歌い、世界にその名を知られるようになりました    ミラノ・スカラ座やメトロポリタン歌劇場など世界中の歌劇場を席巻しました

私がグルベローヴァを聴いたのは2016年11月6日(日)にオーチャードホールで開かれたプラハ国立歌劇場の来日公演、ベッリーニ「ノルマ」のタイトルロールを歌った時が最初で最後です 残念ながらこの時、グルベローヴァは絶不調だったようで、肝心の「カスタ・ディーヴァ(清らかな女神よ)」は声が上ずって不安定そのものでした 絶頂期に聴けなかったのが心残りです。LPレコードを聴きながらグルベローヴァさんのご冥福をお祈りします

 

     

       グルベローヴァ「フランス・イタリア  オペラ アリア集」LP(1982年発売)

 

         

 

ネットフリックスで「全裸監督」を観終わりました 本作は1980年代に度重なる浮沈を経ながら拡大路線を突き進んだ「アダルトビデオの帝王」こと村西とおる監督の型破りな半生を描いた作品です 原作は本橋信宏によるノンフィクション「全裸監督 村西とおる伝」です

 

     

 

実は9月26日に何の予備知識もなしに「なんか面白そうだな」と気軽に観始めたのですが、終わったと思ったら次のエピソードが始まりエンドレス状態になって焦りました いったいいつになったら終わるのか・・・そこで、ネットで調べてみたらネットフリックス製作による連続ドラマとして2019年8月8日からシーズン1(全8話)が、2021年6月24日からシーズン2(全8話)が配信されたことが分かりました 1話が約50分程度なので全部観終わるのに13時間くらいかかる計算です 私は全16話を9月26日から今日まで5回に分けて観ました

シーズン1では、バブル景気に沸いた1980年代の日本を舞台に、村西とおるが最初にポルノ雑誌販売、さらにアダルトビデオ業界に巨大な変化をもたらすまでの半生を描いています ①裏の世界、②無修正、③ひっくり返すんだよ、④本物、⑤開花、⑥誇大妄想、⑦終わっちゃいない、⑧性革命の8話から構成されています

シーズン2では、バブル景気の終焉と村西の拡大路線の破綻によって自ら築き上げたAV帝国をすべて失ってしまう村西の転落が描かれています ①宇宙からエロが降る、②もっともっともっと、③ダイヤモンドの原石、④二人の夢、⑤崩壊、⑥暴走、⑦奇想転落、⑧石の意志の8話から構成されています

何しろ借金50億円、前科7犯、米司法当局から懲役370年を求刑されたというのがすべて事実だということに驚きます 村西とおるは最初はうだつの上がらない英会話教材販売のセールスマンでしたが、初めてセールスに成功したことをきっかけに、あっという間に相手を口説き落とすセールストークを身に着け、トップの営業成績を収めるようになります この成功体験がその後の彼の武器になりビジネス界で成功を収めていくことになります 「口八丁手八丁」とは村西のためにある言葉だとさえ思えてきます しかし、どんな苦境に陥っても決して諦めない不屈の精神力とエネルギッシュな行動力には頭が下がります

ヤクザから借金をするなど危ない綱渡りをしてビジネスを軌道に乗せようとする村西の強引なやり方を見ていると、命がいくつあっても足りないと思います

主演の村西とおるを山田孝之が務めているほか、彼の相棒的存在の荒井トシに満島真之介、元出版社社長の川田研二に玉山鉄二、黒澤映画にあこがれる三田村康介に柄本時生、メイク担当の小瀬田順子に伊藤沙莉、カメラマン役のラグビー後藤に後藤剛範、AV女優・黒木香に森田望智、不敵な警部・武井道郎にリリー・フランキー、歌舞伎町のヤクザの親分・古谷伊織に國村準が脇を固めています

身体が故障中でなかなか外出できない身にとって、ネットフリックスはありがたいエンタテインメントです

 

     

 

本日、toraブログのトータル訪問者数が195万 I P を超えました( 1,950,387 IP 。トータル閲覧数は 6,584,311 PV )。これもひとえに普段からご覧いただいている読者の皆さまのお陰と感謝申し上げます これからも入院しようが何しようが根性で毎日更新してまいりますので、これからもモコタロともどもよろしくお願いいたします


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