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人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ボリウッド映画「恋する輪廻~オーム・シャンティ・オーム」を観る~突然、歌が、踊りが・・・・・・

2013年12月23日 08時18分33秒 | 日記

23日(月・休日)。昨日、池袋の新文芸坐でインド映画「恋する輪廻~オーム・シャンティ・オーム」を観ました ハリウッドに対抗してボンベイをもじったボリウッドと言われるインド映画を観たのは、5月にシネマート新宿で観た「タイガー・伝説のスパイ」と「闇の帝王DON」以来です

新文芸坐は2年前まで会員だったのですが、会員資格が期限切れになったまま放っておいたので、新規に会員登録しました 2,000円の入会金を払って、1回分の招待券をもらったので、その券でこの日の映画を観ました。会員は向こう1年間、2本立て映画が入場料1,300円のところを1,000円で観られます

 

          

 

舞台は1977年のボンベイ。脇役俳優のオームは人気女優シャンティに恋しますが、彼女は売れっ子プロデューサーのムケ―シュと密かに結婚し妊娠していました ムケ―シュは妻の妊娠を喜ぶどころか、自分の出世の妨げになるとして、ある晩、撮影中の映画のセットにシャンティを呼び出し、罠にはめて殺害します シャンティを助けようとしたしたオームも映画スターのカブール夫妻の車にはねられ、病院で息を引き取ります オームの死亡と同じ時間、同じ病院でカブール夫人は男児を出産します。その男の子はオームと名付けられて育ち、30年後、映画界のスタートとなって活躍します。つまりオームの生まれ変わりです つまり、オームがシャンティと出会って恋をして、2人が死んで、オームが生き返るという輪廻~オーム・シャンティ・オームなのです

ある映画賞の授賞式に出席したオームは、30年ぶりにハリウッドから戻ったムケ―シュと出会います。その瞬間、脳裏に自分のものではない記憶が蘇ります。オームは殺されたオームとシャンティのために、事件のために撮影がとん挫した「オーム・シャンティ・オーム」の制作を再始動します シャンティに似た女優を求めてオーディションを開き、最後にやっとシャンティそっくりなサンディを得て、復讐を誓います シャンティに似せたサンディを使った復讐劇は成功するのか・・・・・・

「インド映画は、観ていると突然歌が始まり、踊りが続く」と思っている人がいるかも知れませんが、その通りです 映画の半分以上は歌と踊りなので、ミュージカル映画と言っても良いのかもしれません

主人公オームを演じるのはシャー・ルク・カーンというボリウッドを代表する俳優です さすが、歌も踊りも演技も鮮やかです そして何よりもこの映画の見どころは、ヒロインのシャンティを演じるディーピカー・パードゥコーンの魅力です 彼女は1986年にデンマークのコペンハーゲンに生まれましたが、1歳になる前に一家は南インドのバンガロールに移住し、そこで学生時代まで過ごしたとのこと 一言で言うと、世の中にこんな美人がいるのか、と驚くほどの美人です。それだけでなく歌も踊りも完ぺきです

「恋する輪廻~オーム・シャンティ・オーム」は上映時間169分の超大作。新文芸坐では途中5分の中休みがありました。飽きることのない、文句なしのミュージカル・エンタテインメントと言っておきましょう

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