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障害者団体向け割引郵便制度悪用事件 村木厚子元局長に無罪判決、確定へ

2010年09月25日 06時37分47秒 | Weblog
ニュースで既にご存知の通り、「障害者団体向け割引郵便制度悪用事件」で、起訴されていた。厚生労働省の村木厚子元局長に、無罪判決が出され、確定した。

http://www.shinmai.co.jp/news/20100911/KT100910ETI090010000022.htm
今回の事件で特筆すべきは、検察が事件を都合の良いようにねつ造し、無理矢理事件の筋書きを立てて村木局長を犯人に仕立て上げようとした点にある。

自分も痴漢冤罪事件等を考えてきた事があるが、検察はやはり検挙実績を上げたいから、真相を勝手にねじ曲げてでも、被疑者を有罪にしてしまう傾向があった。今回の事件はそれが明るみに出たと思う。 

先日からは大阪地検特捜部の主任検事、前田恒彦(証拠隠滅容疑で逮捕)が自分の都合の良いように、証拠物件であるFDを改ざんした疑いも浮上している。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100921/crm1009212102033-n1.htm
警察の不祥事が明るみに出て、世界最高を誇っていた日本警察の信用も地に落ちてもう大分経つが、今回の事件では検察長の信用も失墜しかねない事態となっている。今回の事件で村木元局長は数カ月も監禁され、1年以上もの時間を奪われる結果となった。

冤罪事件を幾つか考えた事があるが、やはり警察も、検察も、所詮は人間だ。善人もいれば悪党もいる。自分の実績と点数の為なら事実を歪曲し、無実の人を殺しても平気な輩も存在するのである。

しかし、こういった不条理、理不尽な話を聞くと、日本人の良い資質が近年、損なわれてきているように感じる。何故こんな現実になったのであろうか。

今回の事件を契機に、取り調べの可視化、聴取をする際に必ず弁護士を同席させる。それを実現するようにしてもらいたい。
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