TOMTOM絵日記

~旅の想い出徒然日記~

2011.07.21~22 “松本で勘三郎さん1/2”

2011-08-02 19:26:15 | 信州

<2011.07.19> 
05:15 起床
06:20 駐車場へ
自宅付近の交差点で
早朝出勤のfさんがピピッと合図してくれたらしいけど
無視したらしい
時間に余裕有るのに緊張してた(笑)
06:56 近鉄津駅発
08:10 名鉄バスセンター発
JRで計画たけど費用と時間を勘案し高速バス利用

<中央道高速バス長野線(松本BT行)利用の場合>
名鉄バスセンター 08:10発  松本バスターミナル 11:29着
運賃   \3,460 しかも往復利用なら割引適用で \5,000
所要時間 3時間19分

<JRワイドビューしなの3号利用 の場合>
名古屋 08:00発  松本 10:05着
運賃    \3,260
 指定席  \2,810
 ----------------
 計    \6,070
所要時間 2時間5分

時間はちょっとかかるけど費用は半額以下という事で高速バスに乗車
バスの座席は女性専用シート

携帯電話の電源サービスも有る

参考までにバスの運行時間をご案内します。
  名鉄バスセンター   08:10
  桃花台                08:41
  中央道辰野      10:45     
  長野道岡谷      10:58      
  長野道みどり湖    11:05
  長野道広丘・野村   11:09
  長野道神林      11:14
  松本インター前    11:19
  松本バスターミモナル 11:29
恵那山トンネルを過ぎた阿智PAで約10分のトイレ休憩
阿智SAのコンビニ「デイリーヤマザキ」で信州のお菓子を充填




11:29 ほぼ定刻に松本バスターミナルに到着
ネット予約した松本駅前の“ホテル飯田屋”さんに手荷物を預け
ロビーの観光パンフで情報収集
さわやか信州“松本”は日差しはそこそこでも風がさらさらで気持ちイイ
ヨーロッパの夏みたい
早速町へgo
信州ならランチは蕎麦
大名通り“そば処 三城(さんじろ)
”へ





上品な店構え。店内ではこれまた上品な奥様の接客でやや緊張
私達良い具合に席に案内していただきましたたが、
美味しいタイミングで提供したいので予約が必要との事でした。
念のため・・・
まず熱々で大振りのおしぼりが出され
「お酒飲みますか?」と尋ねられ
冷酒とあみ茸の辛味大根和えが先付けに出ます。
二皿の薬味と、蕎麦猪口に少しだけ注がれたの蕎麦つゆが出てから
ざるに盛ったお蕎麦が出ます。
やや太めで色の濃い十割蕎麦を最初はそのままで、
次は濃いめのつゆを少しつけていただきます。
蕎麦の香りと甘みを感じるお蕎麦です。
お蕎麦を食べ終わった頃合を見計らい
さらっとした蕎麦湯とお漬物が出されます。
鮮やかな紫色に漬かった茄子と深緑色の胡瓜の浅漬けです。
最後に自家製のお菓子(蕎麦粉入りの水羊羹?)が出て
\2,000のコースが終了です。











上質なしつらえの店内には大降りの甕に無造作に生けた百日草。
田舎で何十年も前から育ててこられた花を摘んで生けたとの事。
自然の植物は強く草の中で丈高く伸び、摘んで甕に生けても水揚げが良く
日持ちが良いとのお話でした。

国宝松本城”から“旧開智学校”へ














開智小学校校庭から“旧開智学校”を望む

“旧開智学校”は明治6年に開校し、
現存する校舎は明治9年4月に竣工。
昭和38年3月まで約90年間使用された日本で最も古い小学校。
地元出身で東京で西洋建築を学んだ大工棟梁の立石清重により、
東京大学の前身である開成学校や東京医学校を参考に作られた、
和洋混交の擬洋風建築。
工事費は当時のお金で1万1千余円の巨額なもので、
その約7割を松本町全住民の寄付により調達し、
残り3割は特殊寄付金及び廃寺を取壊した古材売払金などで調達した。
当時の大工日当が20銭、権令(県知事)の月給が20円ですからかなり高額。
子どもの教育のため、町民一人ひとりがお金を出し合って学校を造った
ところに信州人の学問好きな気質を感じます









 


校舎三階の塔の上に付けられた方位を示す器具は
下から見上げるよりかなり大きい




当時使われていた机は二人掛けや、天板が開くもの。
下の机ではの手前を持ち上げて開き、中に本などを仕舞います。
私が小学校に入学した頃はまだこんな机で勉強しました。
いつの間にかスチール製の綺麗な机に変わりました

足踏みオルガンの両脇に蝋燭を立てる燭台が付いています。
 
「謄写版」
ガリ版と呼ばれていました
スクリーンの反対側に鉄筆で書いた原稿を挟み
その下に藁半紙をセットし、ローラーでインクを伸ばします。
一枚刷るたびにローラーを外し謄写版の木枠を上に跳ね上げて
藁半紙を捲くります。
これで一枚印刷ができたという事です。
職員室で先生が印刷される時、
藁半紙を捲くるお手伝いを当番で順番にした事を懐かしく思い出しました。
この後謄写版は輪転機に代わり、
今ではPCからプリンタに即印刷の時代に進化しました。
なんとhちゃんは「見たことない」ですって(驚笑)



シンプルなのに綺麗なステンドグラスの輝きや
意匠を凝らせた照明など
には、
子ども達に良い環境で学ばせたいと思う大人達の心意気を感じます。
 
廊下の扉の飾りに彫られた彫刻




旧開智学校の向かいには“松本市旧司祭館

松本神社前

松本城に戻りました。


中町通り“竹風堂”の「栗みぞれ\550」で休憩


松本市美術館
水玉と網模様をモチーフに描いた松本出身“草間彌生”の作品を鑑賞
天から陽が降り注ぐ時間

ベンチに座り観ていると元気が湧いてきます




 
生命力感じる



風が渡る



このディスプレイも作品

自動販売機とコラボ

草間彌生さんのサイン

coca-colaの缶は非売品


“松本市美術館”の向かいは“まつもと市民芸術館
「中村勘三郎 特別公演」会場
明日7月23日(土)13:00鑑賞
ちょっと下見のつもりで覗いてみました
ホール玄関から自然と劇場に導かれるような動線

時間もチェック
15:00終演なら、明日のバスの予約を19:30から17:00に変更できる
パスセンターで変更して頂きました。
 


このベンチ北アルプス


松本PARCOの書店で地元情報誌チェック
今夜の夕食は信州産そば粉を使ったガレット専門店“monkava”で
ところが満席
松本のお店は予約必須らしい
絶対リベンジする


“monkava”を断念し中町通り“デリー”に向かう。
残念閉店
女鳥羽川沿いの“おきな堂”に決めました。





一週間じっくり煮込んだハヤシソースを使ったハラシライス
ちっちゃなパイナップルと半分カットのプチトマト
グリーンサラダのバルサミコ酢が美味しい
ピクルスは胡椒がピリッと効いた自家製(たぶん)
「森の珈琲」って名前に惹かれて注文
レシートの
1F マイルドコーヒー
2F ストロングコーヒー
ってのは「昔のレシート使ってるので・・・
」って事です。



コーヒーにはアーモンドパウダーたっぷりのクッキーが付きます。
コーヒー\300
ハヤシライス(サラダ付き)\1,200
松本は物価が安定しています。
津は田舎ですがだいたいコーヒーは\360~\500です。
他のメニューもボリュームの割りにお安いと思いました。



松本駅前のホテルにチェックイン



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