TOMTOM絵日記

~旅の想い出徒然日記~

2014.11.06 “正倉院展”

2014-11-12 08:12:06 | 奈良

〈2014.11.06 thu〉
“天皇皇后両陛下傘寿記念 第66回正倉院展”
06:00 起床
07:20 奈良へ
    07:00出発予定でしたが、ダンナがモタモタしてて
    しかも途中の道の駅で休憩が長い
09:20 高畑駐車場に到着
    結局予定より30分遅れ
    平日なので駐車場はガラガラ
09:30 奈良国立博物館
    “天皇皇后両陛下傘寿記念 第66回正倉院展



南倉  1 伎楽面 崑崙  [ぎがくめん こんろん]     
    (伎楽の面)   1面
南倉  1 伎楽面 酔胡従 [ぎがくめん すいこじゅう]   
    (伎楽の面)   1面 
南倉125 桑木阮咸    [くわのきのげんかん]      
    (弦楽器)    1面
南倉 66 衲御礼履    [のうのごらいり]        
    (儀式用の靴)  1両
北倉 44 鳥毛立女屏風  [とりげりつじょのびょうぶ]     
    (鳥毛貼りの屏風)6扇のうち4扇

北倉156 人勝残欠雑張   [じんしょうざんけつざっちょう] 
    (新春の挨拶状) 1張 附 残片
北倉 48 紫檀木画挾軾  [したんもくがのきょうしょく]  
    (ひじつき)   1基
中倉 8 黄金荘大刀   [おうごんそうのたち]      
    (金飾りの大刀) 1口
南倉 70 鳥獣花背方鏡  [ちょうじゅうかはいのほうきょう]
    (海獣葡萄鏡)  1面
中倉 14 東大寺封戸処分勅書 [とうだいじふこしょぶんちょくしょ]
    (封戸の使途区分を定めた勅書)1巻
中倉147 檳榔木画箱     [びんろうもくがのはこ]         
    (献物箱)       1合
南倉145 緑地錦碁局覆   [みどりじにしきのききょくのおおい]   
    (覆い裂) 1口
中倉143 密陀彩絵箱     [みつださいえのはこ]           
    (献物箱)       1合 附 金銅鏁子[こんどうのさす] 
南倉157 雑玉幡 残欠  [ざつぎょくのばん ざんけつ]  
    (玉繋ぎの編みものの残欠 
中倉 69 白瑠璃瓶       [はくるりのへい]
        (ガラスの水さし) 1口
例年休日に出かける正倉院展ですが、今年は平日に観覧
土日祝日に比べ入場者は半分位でしょうか
イヤホンガイドを聴きながら丁寧に見学できました
衲御礼履[のうのごらいり]
 天平勝宝4年(752)4月9日に挙行された大仏開眼会の儀式の際、聖武天皇が実際に履かれた靴。
 朱色が鮮やかで綺麗。14世紀もの年月の経過を感じさせません。
鳥毛立女屏風[とりげりつじょのびょうぶ]
 前回の出陳では「とりげりゅうじょのびょうぶ」とルビがふられていました。
 小学校の教科書で観た記憶がよみがえります。
 日本産のヤマドリの羽毛描かれていたらしいですが、いまのままで充分「天平美人」の空気感じられます。
鳥獣花背方鏡[ちょうじゅうかはいのほうきょう]
 唐からもたらされた舶来品のようですが、当時の鋳造技術の高さに目を見張りました。
東大寺封戸処分勅書[とうだいじふこしょぶんちょくしょ]
 右肩上がりの特徴のある字は藤原仲麻呂(恵美押勝(えみのおしかつ)の直筆。
 飛鳥時代が目の前に!
 当時租税徴収の制度が確立していた事にも驚きを感じました。
雑玉幡 残欠[ざつぎょくのばん ざんけつ]
 綺麗!
 当時の美意識スゴイ!
白瑠璃瓶[はくるりのへい]
 斬新なデザインとガラスの色合いに感動!
1400年余の年月の経過を感じさせない美しさと、当時律令制度や宮廷での生活など身近に感じました。


11:30 志津香へ
    既に30人弱の行列
    開店後30分遅れで行列に並び、1時間後に漸く席に案内された
    奈良到着30分遅れが尾を引き、lunchは1時間待ちになってしまった

季節の釜飯「栗入りしめじ釜飯」と「栗入り海老釜飯
」の定食を注文
御飯をお茶碗によそったら、釜飯の蓋をきっちり閉めます。
そうすると最後のおこげを釜から上手にこそげ取ることができます







美味綺麗


lunchを済ませて東大寺に向かいます。
ここは外国と思うほど海外のお客様が多い

東大寺の見学は次回に

紅葉も始まっています

「正倉院」
間口33m 奥行9.4m 床下2.7m 総高14m

周囲に比較できるものが無いので、大きさが実感できにくい







「奈良女子大学正門・記念館」





「旧鍋屋交番きたまち案内所(奈良市きたまち鍋屋観光案内所)」




きたまちを散策し、三条通の「今西本店」で奈良漬購入
ここの奈良漬は長期間の漬込むのため色が黒く塩分がほとんとない独特の風味です

原材料はしろうりと清酒粕だけ
勿論無添加
常温保存で賞味期限は2年間
手間を惜しまない昔ながらの製造方法で造った奈良漬

餅飯殿(もちいどの)センター街を通り、奈良町へ
ダラダラ歩きのダンナに元気になってもらおうと休憩
ならまち大通りの「樫舎
古い町屋が店舗で2Fが喫茶室。


お水取りの松明をディスプレイ







奈良絵のお茶碗に冷たく冷やした番茶



栗きんとんとお干菓子に珈琲

正倉院展の会場で購入した麻地のスマホケース


「おくた奈良町本店」
店頭にディスプレイしてある美味しそうな栗外郎を購入
休憩が足りなかったダンナのためにみたらし団子を店頭でいただきました

最後は「春鹿

奈良漬購入



18:00 帰宅
   「平宗」の柿の葉寿司を夕食にいただきました



家族懇親日帰り旅行でした