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日本の棚田百選のひとつ 岐阜県加茂郡八百津町北山地区の 「上代田棚田」 (かみだいたたなだ)
に行ってきました。
小さな田植え機で植えたり、手で植えているところもありました。
棚田の土手にはシバザクラが植えられていて、この時期に彩りを添えてくれます。
まだまだ まばらですが年々広がってきて 見に来る人も増えてきました。
上代田は、ほとんど田植えが済んだみたいです。
あと一か月もすれば景色は一変、緑のじゅうたんになることでしょう。
上代田棚田より少し下ったところにも 「赤薙棚田」 (あかなぎたなだ)があります。
ここの棚田は、もう田んぼとしては使用していないようです。
お茶や菜の花が植えられていました。
よくもまあ、こんなに段々に、小さな棚を。。。
見た感じ 雛人形の段飾りか、安土城の石垣か、マチュピチュのようです。
棚田は先人の知恵。。。
耕作面積を増やすこと、雨水を溜めてゆっくり流し洪水を防ぐ、地下水が増えるなど いろいろな
役割を果たしています。
農業は、特に棚田の耕作などは、自然を相手に苦労を伴う原始的な営みですが、これが日本の
原点、原風景です。
いつかエネルギー資源が枯渇して、機械に頼ることができなくなったら、食っていくためには。。 農業
米や野菜作り。。。棚田が復活なんてことになるかも知れません。
原点を忘れないためにも残しておいてほしい景色です。