ぽんた*ぷらり

見る☆食べる☆遊ぶ☆飲む=ハッピィディ 



PONTAPURARI SINCE 2005

荒子観音散策

2010年03月27日 | ぷらり
名古屋市中川区荒子町の 『荒子観音』 に行ってきました。

名古屋では、笠寺観音・竜泉寺・甚目寺とともに「尾張四観音」の一つとして並び称され

節分(豆まき)には大勢の人で賑わいます。


他にも「前田利家」ゆかりのお寺であることと、「円空仏」を多数所蔵している事でも

有名(数は日本一とか)。

山門の大きな仁王像も円空作と云われています。

※円空仏は毎月第2土曜日に公開 (500円)



奈良時代の天平元年(729)に創建したと伝えられている天台宗の古刹であるが、織田信長

の焼き打ちにより焼失、その後天正4年(1576)前田利家により本堂が再建されています。

※当時の前田家の菩提寺であった。



多宝塔は天文5年(1536)年に再建、名古屋市内最古の建造物(重要文化財)です。

ドラマでもお馴染みの「前田利家」は天文6年(1537)尾張国荒子城主の家に生まれ

生誕の地は、観音様から歩いてすぐのところにあります。



前田利家の足跡を探る散策道が整備されていて、幼名にちなみ「犬千代ルート」と名づけ

られた道、道路にペイントしてある矢印に従い、旧家の間の狭い路地を抜けて行くと

その先にこんもりとした森が現れます。



荒子城跡です。



荒子城は、天文年間(1532~1555)の前田利昌が築城し、利家も居城したといわれて

いますが、天正3年(1575)に利家は越前府中に国替えとなり、天正9年に廃城となり

今は鎮守の森となっています。



(おまけ)荒子観音に咲いていた椿が、強くなった日差しに映えてとてもきれいでした。


※犬千代ルート散策は、道路の曲がり角ごとにある矢印を探して歩く、宝探し的な

楽しさがあります。

前田利家像のある あおなみ線の荒子駅をスタート~前田家発祥の地「前田速念寺」

まで見どころいっぱいの散策路です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする